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10月8日に実施された、2023-2英検準1級リスニング問題パート②2023-2B Vultureの研究
これは、私たちは死体処理動物から恩恵を受けているという、興味深い記事です
ポイント:
・ハゲワシは動物の死体を食べるので印象が悪い
・しかしながら彼らのお陰で大きな貢献を受けている
①腐敗する死体から出てくる細菌が周囲に拡散するのを防ぎ、病気を拡散させない
②腐敗する死体から出てくる温暖化効果ガスを防ぐので、気候変動対策になっている
・最近ハゲワシの個体数が急激に減少し、温暖化効果ガスが大量発生している
・故に、ハゲワシの個体数を一定に保つことが必要である
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下記に原文と、グーグル翻訳を貼り付けます
グーグル翻訳は参考として読んでください
1か所、決定的な誤訳が見つかりました!
それは、下記の文章の , including water sources. の個所です
By eating dead animals, the birds prevent disease-causing germs from entering the environment, including water sources.
鳥は動物の死骸を食べることにより、病気の原因となる細菌が侵入するのを防ぎます。。水源を含む環境に侵入します。
正解は、water sourcesをincludeする環境に、細菌が環境に侵入するのを防ぐ です
つまり、鳥が死骸を食べてくれるので、死んだ動物から出てくる細菌が、環境(空気、土中、水---)に入ってこない という意味です
こうした点がグーグル翻訳の今時点の限界ですが、日進月歩で改善するはずです
☆(B) Vultures
Vultures are birds well-known for their diet, which consists of the remains of dead animals.
This association has given many people a negative impression of the birds, but we in fact owe much gratitude to vultures.
By eating dead animals, the birds prevent disease-causing germs from entering the environment, including water sources.
And because the strong acid in their stomachs is so good at killing germs, vultures are unlikely to pass on diseases to humans.
The bodies of dead animals do more than spread disease—they also release CO2 and other greenhouse gases as they decay on the ground.
When vultures feed, they prevent this from happening.
However, in many parts of the world today, vulture populations have declined significantly, resulting in millions of tons of extra greenhouse-gas emissions entering the atmosphere.
Ensuring vulture populations remain healthy is therefore an important step in combating climate change.
☆(B)ハゲワシ
ハゲワシは動物の死骸を主食とする鳥としてよく知られています。
この関連付けにより、多くの人がハゲワシに対して否定的な印象を与えていますが、実際のところ、私たちはハゲワシにとても感謝しています。
鳥は動物の死骸を食べることにより、病気の原因となる細菌が侵入するのを防ぎます。水源を含む環境に侵入します。
また、ハゲワシの胃の中の強酸は細菌を殺すのに非常に優れているため、ハゲワシが人間に病気を移す可能性は低いです。
動物の死骸は病気を蔓延させるだけではなく、地上で腐敗する際に CO2 やその他の温室効果ガスも放出します。
ハゲワシが餌を食べるとき、彼らはこれが起こるのを防ぎます。
しかし、今日世界の多くの地域でハゲワシの個体数が大幅に減少し、その結果、何百万トンもの余分な温室効果ガスが大気中に排出されています。
したがって、ハゲワシの個体数を健康に保つことは、気候変動と闘う上で重要なステップとなります。
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ちなみに日本で火葬が始まったのは飛鳥時代。その頃は特権階級のみで、一般化したのは江戸時代から明治にかけてだそうです
鎌倉時代からは一般人も火葬ができたらしいですが、ほぼ半々程度
明治時代以降は土地が足りなくなったため、火葬が基本となりました
なお、現在の葬儀の形式は鎌倉時代から曹洞宗のお寺で始まったと言われています
徒然草などを見ると、当時の都であった京都では鳥辺野や化野などで死体が焼かれていたという記述があります
大半の死体は野犬や獣に食べられていたようです
清水寺に行く坂では途中に死体が転がっており、地獄を見た後に清水の観音様に詣でたということがガイドブックに書かれていました