英検1級道場-天国の伴侶が応援してくれた27回目の英検1級2次試験合格
英検1級道場では、最近、受講生が書いた英作文をネイティブが書くレベルで添削したり、英作文の下書きにChatGPTを使っており、信じられないほど大きな業務合理化が実現しています
英作文ブラッシュアップと英作文の下書きについては、不満足な結果になったことは1回もなく、安心して使っています
因みに、グーグル翻訳は、日本語⇔英語の翻訳でときどきとんでもない間違いをするのですが(この記事でもいくつか例を紹介しました)、原因は、日本語と英語の表現が(AIから見て)鮮明でないことが大半です。少し書き換えたり、単語を補うことで正しい結果を出してくれます
ChatGPTもグーグル翻訳も日本語は苦手のようです
アルファベットは24文字ですが、日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字が混在し、しかも同音異義語が多いことが原因の一つとして考えられるようです
今日、あることがきっかけで、ChatGPTに3つ質問しました
最初の二つは(①と②)は満足がいく回答だったのですが、3つ目(③)は、漢字の氏名の読み方で決定的なミスをおかしていました!
下記の③をご覧ください!
新渡戸稲造-にとべいなぞうーをしんとどのいねぞう と書いてきました
これ以外はほぼ完璧な回答だったので、「ひょっとして、新渡戸稲造は にとべいなぞう と読むのではなく、しんとどのいねぞう と読むのが正しいのかなと思って調べてみましたが、私の読み方が正しく、ChatGPTは物知りの顔をして、とんでもない誤りを伝えていたのです!
限界を知ったうえで、騙されないように、こちらも賢くなる必要があります!!!!
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①
User
江戸時代に佐賀藩の藩士が書いたとされる「葉隠」という本の概要を教えてください
ChatGPT
「葉隠」(読み: はがくれ)は、江戸時代の日本において佐賀藩の藩士であった山本常朝(読み: やまもと つねとも)によって書かれたとされる著書で、実際の著者や成立時期については諸説がありますが、一般的には山本常朝の著作とされています。この書は「葉隠」の名で知られ、日本の武士道や道徳、生き方に関する価値観や教訓が述べられています。
以下は「葉隠」の主要な特徴と内容の概要です:
道徳と武士道: 「葉隠」は、武士の生き方や道徳観に焦点を当てており、武士道の精神に基づいた指針を提供します。作者は、武士としての義務や忠誠心、正義感について語ります。
戦国時代の背景: 書かれた時代背景として、戦国時代から江戸時代初期にかけての社会的混乱や不安定な状況が取り上げられています。この背景下で、武士はどのように生きるべきかが議論されています。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ: 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という有名なフレーズが登場し、武士の忠義と献身を表現しています。武士は自己犠牲の覚悟を持ち、主君に忠実であるべきというメッセージが含まれています。
規律と潔癖: 書中では、武士は自己規律を重んじ、常に清廉潔白であるべきだとされています。また、社会的な義務や礼儀についても詳細に説かれています。
葉隠の名前の由来: 「葉隠」という名前は、「葉隠れ」とも表記され、葉の中に隠れるような姿勢や武士の美徳が示されています。武士は隠密のように謙虚であるべきとされています。
「葉隠」は日本の武士道や精神文化において非常に重要な文化遺産であり、多くの日本人に愛読されています。武士道や生き方についての指南書として広く読まれ、武士の価値観や美徳についての理解を提供しています。
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②
User
「菊と刀」という本がありますが、その概要を教えてください
ChatGPT
「菊と刀: 戦前日本と日本人」(原題: "The Chrysanthemum and the Sword: Patterns of Japanese Culture")は、アメリカの文化人類学者ルース・ベネディクト(Ruth Benedict)によって書かれた本です。この本は、第二次世界大戦中に日本文化と日本人の研究を行うためにアメリカ政府によって依頼され、1946年に出版されました。本書は、日本の文化や社会について深い洞察を提供し、日本文化の理解に大きな影響を与えました。
以下は「菊と刀」の主要な概要とテーマです:
文化の相対性: 本書は文化人類学の観点から日本文化を探求し、文化の相対性の考え方を強調しています。ルース・ベネディクトは、日本文化を西洋の文化と比較し、異なる価値観、習慣、社会構造を解説します。
日本の文化パターン: 本書は、日本の文化における特定のパターンや特質に焦点を当てます。たとえば、個人主義とは異なる、集団主義的な社会構造、礼儀正しさ、忍耐力、忠誠心、そして武士道などが取り上げられています。
菊と刀の象徴: 本書のタイトルにもなっている「菊と刀」は、日本の象徴的な要素として扱われます。菊は日本の皇室の紋章であり、刀は武士の象徴であるとされ、これらの象徴が日本文化の中でどのように意味づけられているかが探求されます。
戦前日本と日本人: 本書は特に戦前の日本と日本人に焦点を当てており、その文化的背景や特性を説明します。また、日本文化の変遷や歴史的な要因についても触れられています。
影響と評価: 「菊と刀」は日本研究や文化人類学において重要な文献とされており、日本文化についての洞察に富んだ情報を提供しています。また、戦後の日本社会においても影響力を持ち、日本人自身にとっても自己認識や文化理解の一助となりました。
「菊と刀」は、日本文化についての外部からの視点を通じて日本を理解しようとする試みとして、広く読まれ、議論されています。
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③
User
新渡戸稲造氏について教えてください
ChatGPT
新渡戸稲造(しんとどの いねぞう、1862年 - 1933年)は、日本の哲学者、教育者、作家であり、特に武道や日本の精神文化に関する研究で知られています。彼は日本の伝統文化を西洋の哲学と比較し、日本的な価値観と西洋の思想との接点を探求しました。
以下は新渡戸稲造氏についての詳細な情報です:
生涯と経歴: 新渡戸稲造は1862年に福岡県で生まれました。彼は東京帝国大学(現在の東京大学)で哲学を学び、後に東京高等師範学校(現在の筑波大学)で教職に就きました。その後、日本陸軍の軍人としても勤務しました。
武道と「武士道」の研究: 新渡戸は武道、特に剣道(Kendo)において名声を築きました。彼は剣道の技術だけでなく、武士道という精神的側面にも深く興味を持ち、武士道に関する著作を執筆しました。その中でも「武士道」(Bushido: The Soul of Japan)は特に有名で、日本の武士道精神を西洋に紹介した書籍として国際的に広く読まれました。
哲学と文化: 新渡戸は日本の伝統文化や哲学にも関心を寄せ、日本の精神文化を西洋哲学との比較によって考察しました。彼の論考は日本の文化的アイデンティティと西洋文化との対比について示唆に富んでいます。
教育者としての役割: 新渡戸は教育者としても活躍し、教育改革に尽力しました。彼は教育の普及と改善に関する多くの著作を執筆し、日本の教育制度に影響を与えました。
死と遺産: 新渡戸稲造は1933年に亡くなりましたが、彼の著作や研究はその後も日本と国際的な舞台で高く評価され続けています。特に「武士道」は日本文化を理解するための貴重な資料として、今日でも読まれ続けています。
新渡戸稲造氏は、武道や日本文化、教育において顕著な影響を持つ重要な人物であり、その業績は現代においても多くの人々に尊敬されています。