英検1級道場-覚悟はあるか? 受講希望者への問い
2022年度第3回の英検で、準1級に合格した小学4年生がいます。
インターナショナルプリスクールに通って小学2年生で英検2級に合格。
その後、準1級に挑戦したのですが、なかなか合格できませんでした。
小学4年生になり、独力での合格は難しいという判断で、2022年12月に英検1級道場にコンタクトがありました。
12月から翌年1月までの約1か月間、集中して45分のレッスンを15回行いました。
そして、2022年第3回で準1級1次試験を突破し、続けて2次試験にも合格。
どちらも、英検1級道場でのレッスン後に1回で合格を果たしました。
準1級にスピード合格した秘訣は、まず2級の基礎を固め直し、その上で準1級レベルで鍛えたことにあります。
2年間合格できずに苦しんだ理由は、2級に合格したとはいえ、2級レベルがきちんと身についていなかったためです。発音や音読はすばらしくよいのですが、残念ながら単語や読解が未熟なレベルだったため、その部分を徹底的に鍛えました。
本人もそれを認めて、しっかりと取り組んだことが、早い合格に結びつきました。(中には、すでに合格した級の勉強することに抵抗する方もいます。そういう方は合格までの道が遠くなります)
インターナショナルスクールで学んだ子供たちは、音読させると、まるでネイティブのような発音でスラスラと読むことができます。
ここに誤解の原因があります。英文を上手に音読できているからと言って、理解できているとは言えません。
英語は、26文字のアルファベットだけでできています。慣れれば、知らない単語であっても上手に読めてしまうのです。
この点は日本語とは決定的に違います。
日本語は、漢字や熟語を知らなければ読むことができません。
指導しながらいつも思うことは、基礎が大切だということです。
合格できたからと言って、しっかりとした実力があるとは限りません。
たまたま合格したというレベルで上の級の受験をしても、結果は明らかです。
基礎(土台)をしっかりと固める。
これが英検1級道場が最も大切にしていることです。
このような指導方法に納得できる方は、ご連絡ください。
基礎から鍛え直していきます。