英検1級道場-2016-2英検1級、準1級面接試験実況中継 更新版4(11/12 22:00)
英検2022年第2回2次試験C日程で、英検1級2次試験を突破した受講生から体験談をいだきました。ここにシェアします。この体験談を参考に、また学習のための勇気と元気をもらってください。
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私はもともと英語は嫌いではありませんでしたが、英語の資格には疎く、新形式のTOEICを2年くらい前から取り組み始めたばかりでした。TOEICを通して学習すれば結果がついてくる楽しさを知り、次は少しレベルアップしてみようと思ったことが1級に挑戦したきっかけです。
ただし、英検1級を受験すると決めるまでは、英検についての予備知識はゼロ。1級は自分の手の届かない難しい試験といった漠然としたイメージしかありませんでした。
初めて過去問を見た時は、リーディングは知らない単語だらけ。長文問題の長さにも圧倒されました。そして、最大の課題はライティング。不得意な分野は全然書けなかったからです。
その後、単語は1級用のアプリを使い、ライティングは市販の問題集を参考にしながら対策しました。リスニングはTOEICの学習が役立ち、さほど苦労はしませんでした。
なんとか1次試験に合格できたものの、日頃英語を話す機会は皆無でスピーキングに最も苦手意識があった私は、2次対策をどうすべきか見当も付きませんでした。時間も限られていたので、2次試験は棄権し、次の回で2次だけ受けようと決めました。
一人で対策出来る気がせず、ネットで検索し、山中さんのサイトを見つけました。
山中さんご自身が何度も英検1級を受験され合格されているところや、多くの方に指導されてきた実績に信頼を寄せ即決しました。
7月末から11月23日の受験直前まで、山中さんには毎週一回、2つのトピックについてスピーチを見ていただきました。私の場合は、最初にトピックについてリサーチ→要点を多めに箇条書き→その中から自分が話しやすそうなものを選択しスピーチに盛り込む、という方法で組み立てていきました。
2次試験のトピックは広範囲に及ぶため、課題のスピーチはどんどん増えていきます。そのため、片っ端から忘れないよう、2分間のスピーチを録音しては内容を微調整し録音し直し聞く、の繰り返しでした。
正直、楽ではなかったですが、人間誰かに課題を課されると不思議とこなせるものです。新たなスピーチを組み立てるたびに、自分の視野が広がり知識が増える楽しさにも気がつきました。
英検1級の二次試験は、英語の試験ではあるものの、普段からどれだけ様々なことに興味を持ち考えているかが問われます。きっと私のように、そういったことに苦手意識を持つ方もいらっしゃると思います。ですが、英検は苦手を克服できる最大のチャンスだった、というのが私の感想です。
山中さんからは毎週ポイントを絞ってアドバイスをいただきました。レッスンとはいえ、スピーチの途中で緊張して頭が真っ白になることもありました。レッスンでは大量の過去問の分析もシェアしていただき、大変心強かったです。
一人だったら2次対策は到底成し得なかったでしょう。
本番の二次試験では待機中に心臓がバクバクするほど緊張しました。その一方で、出来ることはやったという納得感もありました。
選んだトピックでは、山中さんがレッスン中に解説してくださったポイントも思い出し、ちょうど2分間話すことができました。Q&Aでは、アメリカ人面接官のストレートでない質問にかなり苦戦しました。あとで思い返せば、ああ言えばよかった、という反省点はたくさんあります。課題があるからこそ、また克服して成長できると思っています。
最後に、1級に合格できたことはもちろん嬉しいですが、それよりも自分の苦手を克服できたことが何よりも嬉しいです。知識が豊富でご自身がチャレンジし続ける山中さんのレッスンを受けて本当に良かったです。私も山中さんの背中を追い、幅広い視野を持ち学習を継続しようと思います。
本当に有難うございました。