英検1級道場-今日は、マイベストプロ登録プロのためのセミナー/昼食会に参加し、見分を広めました
8月9日から12日までの4日間、四国お遍路を体験してきました。
四国八十八か所の札所のうち、1番札所から32番札所までを回りました。
1番から24番は徳島県、25番からは高知県にあります。
32か所のうち、約3分の1は標高400~500メートルにある難所です。
それだけに思い出の深いものがあります。
今回は、菅笠、白装束、杖は用意しませんでしたが、輪袈裟、数珠、教本、ロウソク、線香、納札、写経、納経帳は準備しました。
正式の作法にのっとり、山門挨拶、手水場(ないところもある)、鐘撞(打てないところもある)、本堂と大師堂でロウソクと線香を点け、納札、写経納、読経を行いました。
四国八十八か所は、空海由来の真言宗のお寺かと思っていましたが、中には曹洞宗の寺もありました。
本堂の仏像も大日如来だけではなく、薬師如来、阿弥陀如来、地蔵如来、虚空蔵菩薩、弥勒菩薩などなど、様々な本尊がまつられていました。
行く先々で、様々な人や物に出会うことができます。
私は真言宗の門徒でもなく、熱心な仏教徒というわけではありません。
多くの方が訪ねている場所に出向くことで、多くの発見があります。
お遍路は、年間20~30万人、歩き遍路はその1%、2000人くらいだそうです。歩き通すと1400キロメートル。40日~50日かかると言われています。
人はなぜこのような旅に出るのでしょうか?
ドライブ遍路の親子がいました。両親だけが本堂と大師堂に参拝し、車いすに座っている息子さんは車中で待っていました。きっと奇跡を信じて周っているのでしょう。
今回の日程で35~36度の気温のなか、歩き遍路をしている方も数名いらっしゃいました。
今回の旅で要領がわかってきたので、残り2回に分けて行ってこようと思っています。
四国八十八か所を満願したら、高野山奥之院に参拝します。
(ちなみに、私は毎年お正月に高野山に宿泊しています)
いつも私が言っていることですが、日本の伝統、歴史、文化などに対する深い理解があってこそ、外国語習得も本物になるのだと思います。
折りにふれ、日本に対する理解を深める機会を培っていこうと思っています。