英検1級道場-天国の伴侶と共に今日の英検1級2次面接を受けてきました
2020年に発行されたジャパン・タイムズ特別号に掲載されていたスピーチがあります。
今回、その音声ファイルを聞き直してみました。
コロナ・ウィルス対策として、自国ロックダウンする際の各国首脳による、国民に向けたスピーチです。
ジョンソン(イギリス首相)
トルドー(カナダ首相)
アーダーン(ニュージーランド首相)
クオモ(ニューヨーク州知事)
ウルズラ・フォン・デア・ライエン(EU欧州委員会委員長、ベルギー生まれ、ドイツの政界中枢部で長年活躍)
その他に、インタビュー記事があります。
オードリー・タン(台湾デジタル担当政務委員)
カン・ギョンファ(韓国外交部長官)
あらためて隅々まで一言一言をかみしめるように聞き直してみると、英語とはいえ、ここまで違うのかと驚きました。
考えてみれば不思議なことではありません。
日本語でも同じです。
北海道から沖縄まで、各地方に方言があり、日常的に使っています。
単語のアクセントも微妙に違います。
英検1級道場では、全国(全世界)の受講生を相手にしています。毎日、これを経験しています。
カナダはイギリス英語と似ていますが、微妙な発音の違いがあります。
アメリカ人もイギリス人とは明らかに違う発音をします。
ドイツ人は、誰がしゃべっても硬いイメージです。
ニュージーランドでは、びっくりするほど発音が異なります。
イギリス英語をベースにすると、かなり訛っているという印象を受けます。
ニュージーランド航空に乗ったときに、機長やCAの英語を聞き取ることにひどく苦労したことを思い出しました。あらためてしかたないことだとわかりました。
ニュージーランドやオーストラリアは、イギリスの囚人の流刑地として使われていた歴史があります。イギリス人からすれば、この世の果てへの島流しの場所という認識でした。
以前、ニュージーランドやオーストラリアは、極地の島であるために当時の英語が純粋に残り、イギリス本国では英語が日常的に変化した結果、現在のような違いが生まれたという解説を読んだことがあります。
つまり、ニュージーランドやオーストラリアの英語は、200年前にロンドンで平民が使っていた言葉のようだということでした。
私はMicrosoftのWordで音声読み上げを使っています。
設定次第では、十数か国の英語がそれぞれ3人の登場人物で読み上げられます。
米国英語では、David、Zira、Mark の3人を選ぶことができます。
音声ファイルがない英文記事を読むときに重宝しています。
韓国人と台湾人のお二人は、母国語のイントネーションに乗った話し方をします。
これは日本人も同じです。
ネイティブ以外は、母国語のイントネーションを下敷きとして話すのはしかたがないことです。
例外はありません。
英語とはいえ、一筋縄ではありません。
その意味で、英検のリスニング音源はたいへんに優れています。
プロのアナウンサーも、アメリカ人なら北部訛り、南部訛り、イギリス人もロンドン、スコティッシュ訛りなど、さまざまに使っています。
1級パート4のインタビューも毎回さまざまな発音をする人を集めています。
多様な英語の世界。英検1級道場では、以上のような状況も踏まえて英語の勉強を進めていきます。
興味がある方はお問い合わせください。