英検1級道場ー英検1次試験合格のための裏マニュアル

現在、2021年度第3回（2022年1月23日）実施の英検1次試験に向けてのサポートを続けています。

受験しない人も含めて60人近くの受講生がいます。
レッスンの中で感じたことをありのままに書いてみます。

■英検にチャレンジすることの意義
・英語学習に対して明確な目標
・英語学習の実力をはかる指針
・英検の過去問は最強の参考書および練習問題である
・英検の過去問を解く中で不足点を見つけることができる
・級を上がっていくことでレベル向上が実感でき、学習意欲が高まる

■英検との付き合い方
・英検合格を目的とする
・英検合格が目的ではないが、英語力向上をチェックするために用いる（最適な手段であると考える）
・英検は、単語（短い用例）、読解、リスニング（会話、記事読み上げ、状況判断、インタビュー）、英作文の4技能をバランスよく鍛えることができる
・英検には幅広い問題が出題され、英検に取り組む中で一般教養が高まる

■合格のための裏技（表技かも）
・単語は過去問に大量に取り組むことで、8～9割の得点が可能
　英検1級道場では、単語問題を3級600問、準2級600問、2級800問、準1級1000問、1級1500問の過去問を用意しており、徹底的に何度も繰り返し勉強させる、受講生には受験級の1級前からを必ず取り組んでもらう
　例えば、1級受講生は2500問を繰り返し行ってもらう（これだけやれば、25点中22～23点は取れるはず）

☞単語力向上のために
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/?jid=5008317

・リスニングは聞きっぱなしはせず、試験問題を解くようにしたほうが学習効果（理解度）が高まる
　今回サポートした中で、リスニングがバツグンにできるのに試験点数が伸びないという受講生が複数いた。問題を解く中で、聞こえているようで聞こえていないという弱点が見つけられた。
　リスニングは、音源と正解のスクリプトが揃ったものを使うべきである
　漫然と聞くだけではいけない（聞き流しでは成績は上がらない）
　理解度が極端に落ちるのは、固有名詞、数字、専門用語などが多数入るときである。これは全員に共通している
　数字のカウントに強くなること
　準1級、1級のパート3は、選択肢にある固有名詞を見ながら聞くとよく理解できる

☞リスニング力向上のために
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/?jid=5003334

・読解では、S＋Vをしっかりつかむことが最も重要
　多くの検証から、読めない理由はS，Vがつかめないことにある
　Sが見つけられないときには、Vを探すことから始めるのもよい
　長い挿入句がある場合には、括弧でくくると俄然にわかりやすくなる
　that（関係代名詞、同格、接続詞、指示代名詞）の用法、分子構文（動詞の後にコンマが入り、動詞にingが付く文体）、ダッシュ、ハイフン、コロンなども見落としがないようにすること

☞読解力向上のために
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/?jid=5008319

・英作文は簡潔に、読みやすく、わかりやすく、きれいに書く
　トピックに対する答えになっているか
　問題の指示通りに書いたか
　以上がポイントになる

☞英作文向上のために
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/?jid=5008318

■試験会場での心構え
　会場の雰囲気にのまれないように、深呼吸する
　自分は絶対に合格する、というイメージトレーニングも効果がある（例えば、合格しました！と山中先生にメールしている姿を思い浮かべる、など）
　時間配分を的確にする
　（1級の場合には、英作文に最低30分は時間を割き、5分は英作文の全体構成をしっかりと日本語で立ててから書き始めること）
　英作文の残った時間を単語と読解に充てる）
「時間です」と言われても、答案用紙を集めに来るまでは鉛筆を離さずに書く（ギリギリまで続けて、文句を言われたら「夢中で聞こえませんでした」と答えましょう）

詳しくは、それぞれのURLを参考にしてください
表技、裏技をたくさん紹介しています

英検1級道場では、いわゆる試験合格だけを目標にした手練手管を指導していません
しっかりとした英語力を身に付けて英検に合格していくことを目指しています
（山中先生が特別に合格の秘訣や裏技を伝授しているわけではありません）