英検1級道場-2015-3英検1級単語問題の研究-傾向と対策
英単語がなかなか覚えられない
という訴えが多く寄せられます。
私は下記のように返事をしています。
①単語だけで覚えず短い用例で覚える
(英検大問1はまさにこの形式です)
②完璧にマスターするまで繰り返す
③似たような単語でややこしいものはセットで覚える
④対象物によって違う単語を使う場合には具体的な用例で覚える
ここでは、③④についてアドバイスします。
③似たような単語でややこしいものはセットで覚える
下記のように形容詞と名詞を結び付けて覚え、イメージ化します。
例: rash, rush, lash, lush これは4つの単語をセットで覚えます
rash decision 早すぎる決定(よく考えず決めること、例:知り合って3日で結婚するなど)
rush hour いわゆるラッシュアワー
lash out 鞭で打つ
lush green 5月~6月の新緑(lush という看板の自然派化粧品の店が全国チェーンであります)
④対象物によって違う単語を使う場合には具体的な用例で覚える
例:
combined effort みんなの努力を結集する
blended coffee ブレンドコーヒー、ブレンド米などもあります
mingle with ~ 人と交わる、国際結婚をする
merger and acquisition 会社や組織や道路などが一つになるイメージ
例:「秘密の」という意味をもつ単語
secret police 秘密警察(ゲシュタポや公安警察等、最近SPは要人警護部隊を指す)
clandestine meeting 男女の密会、有名人男女が人目を避けて会うこと、不倫など
covert operation CIAなどの秘密作戦(殺人、破壊活動を含む謀略事件)
他にも、秘密のという意味をもつ単語がいくつかあります。具体例で覚えておく必要があります
例:「負ける」という意味をもつ単語(1級2009-1単語問題より)
succumb to 運命、誘惑、病気に負ける
lose the game 試合に負ける
discount 値段をまける
記憶を高める方法としては、ビジュアル化する、というのがお勧めです。
上記はほんの1例です。
ビジュアル化してイメージを描くと、記憶が高まります。
英検1級道場では、上記のような例を含めて、効率的な学習法で指導しています。
単語で苦労している方は、声をかけてください。鍛えます。