英検1級道場-天国の伴侶が応援してくれた27回目の英検1級2次試験合格
大雪のニュースを見て、複数の雪国に住む元受講生に安否を気遣うメールをしたところ、お返事をいただきました。
例年の4倍5倍の大雪が降り、除雪作業や食料の買い出しなどに大変だった様子が伺えました。
それと同時に、自宅で塾を開いていた受講生が、このコロナ禍で生徒を呼べなくなりZoomを使ってオンラインレッスンをやっている状況が書かれていました。
慣れない中で、苦闘する姿が目に浮かぶようでした。
私の受講生の多くの女性が自宅で塾を開いたり、塾の先生をやっておられます。
コロナ蔓延で通学が出来なくなったために、どこもかしこもオンラインレッスンが始まったのですが、様々なご苦労がおありのようです。
パソコン操作に慣れていない。ネットワークがわからない。ズームなどの使い方がわからない。
そうしたなかで生徒に使い方をサポートしなければならない、あるいはレッスン中に突然回線が乱れて大混乱が起こる、など苦労が絶えないようです。
このような光景は多分、日本全国で何十万、あるいは何百万とあるんだと思います。
私は、スカイプを使ったオンラインレッスンは12年目ですのでびくともしませんが、多くの人にとっては苦労の連続だったと思います。
ここで一つ考えなければならないことがあります。
それは、今後オンラインで提供するレッスンの質が問われるということです。
オンラインレッスンが当たり前になるということは、オンラインレッスンの競争が高まるということです。質の高いオンラインレッスンをどのように提供していくかということが、勝負の分かれ目になります。
オンラインの環境の中で、いかに臨場感たっぷりに相手の心に響くレッスンが提供できるのか、その点が問われています。
これからは、オンラインレッスンの淘汰が始まってきます。
オンラインレッスンで生き残れる要素はなんでしょうか。
それは、パソコンでもなければ高速回線でもありません。
それはみんな同じなのです。
今はどのパソコンもハイレベルです。
どの回線も、ほとんどの回線がブロードバンドで高品質です。
すなわちインフラは基本的に問題ないのです。
誰でも高品質なインフラを提供できます。
つまり、決定打はコンテンツなのです。
そのインフラを使って、レッスンをする教師の人間性や熱意やそのようなものが勝負の分かれ目になります。
言い換えれば、オフラインもオンラインも同じなのです。
距離が離れているかどうかが違っているだけであって、教師一人一人の熱意や愛情などが成功するかしないかのカギになります。
緊急事態宣言の発出のニュースを聞きながら、そんなことを考えていました。