英検1級道場ー英検合格は大学入試の必須条件になりつつあります
目下、12月13日の通訳案内士試験の二次試験対策のレッスンを早朝特訓で続けています。
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https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5071622/
今朝のレッスンで、「難しい聞きなれない表現の通訳を求められた時にどうすればいいか」という相談がありました。例えば”神社の玉砂利”などです。
私は、つぎのようにアドバイスをしました。
「玉砂利などという英語を知っている人はいません。仮に覚えても、聞いている人は理解できません。」「神社の境内に敷き詰められた丸い小さな石と訳すように」と言いました。
砂利はgravelですが、思い出せないのなら”小さな石”と言えばいいのです。
玉は”round shape ”と言えばいいのです。
例は違いますが、寿司屋で鯛をsea breamといっても何もなりません。
ほとんどの外人は鯛など見たこともないのですから、sea breamを知っていてもほとんど意味がないと思っています。
気の利いた通訳は、”この魚は白身で、めでたいときに食べられる高級魚の1つだ”と言うでしょう。
私は、それが正解だと思います」
こんな話をしていて、思い出したことがあります。
英検2級を目指して奮闘中の小学2年生の Sちゃんは、「避難訓練」といってもわかりません。
でも、「逃げる練習」といえばわかります。
「高台に避難する」もわかりません。
でも、「高いところに逃げる」と言えばわかります。
「獣医さん」もわかりません。
でも、「動物の面倒をみるお医者さん」といえばわかります。英語だと”animal doctor”
今、日本にくる外国人の8割以上が英語を母国語としない人たちです。
そういう人たちに専門用語を使っても通じません。それよりも、幼稚園言葉でいいので、わかりやすく説明してあげるのが通訳の仕事だと私は考えています。
受講生には、「専門用語が出て。単語が思いつかなかったら、簡単な表現で説明したらどうか、決して黙らないこと」
とアドバイスをしました。
こうしたレッスンにご興味のある方は、お気軽にお声をかけてください。