英検1級道場-2016-2の1級リスニングパート①10問のうち8問は過去問と同一です

山中昇

山中昇

テーマ:リスニング向上のために


2015-1からパート①の大半は過去問と同一


私は、過去15年分の過去問をデータベース化しています
ですから、過去問と同一問題があれば、瞬時に分かります

2015-1から1級リスニングのパート①は大半が過去問のあちこちから抜いて問題を作るようになりました
今回も10問中8問が過去問とそっくりそのまま同じです
放送内容も設問も同一です

2016-2の試験では、2004-1、2007-3、2009-1、2010-2、2011-1、2011-2から1問ずつ、2008-3から2問出題されました
何番の問題だったかも瞬時にわかります

2問がデータベースで検索できないので、オリジナルか、どこかほかの処から(英検対策参考書や問題集など)引っ張りだしてきたのかもしれません

これでは、2015-1からつまみ食いされた問題を拾ってデータ分析しておけば、次にどれが出るかある程度予想でき、問題によっては、放送を聞く前に正解がわかってしまうことにつながります
質の高い出題をする英検にしてはお粗末だと思います

2004-1から年3回、10問ずつ作ってきたので、2014-3で330問作っており、さすがに種切れになって、2015-1から過去問をつまみ食いするようになったのだと想像しますが、設問を変えるなり、選択肢を変えることだけでもすべきだと思います
例えば、二人の会話で過去問が「男はどうするつもりか?」を 「女はどう言ったか?」に変えるだけでいいのです

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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