英検1級道場-聞こえないのではなく、読めないのです 準1級リスニング問題で検証します
6月8日の2014-1試験で英検1級合格を目指している受講生が居る。単語、読解、英作文、リスニングをバランスよく特訓している。リスニングはかなりの腕前だが、正確に聞くという課題を出し、レッスン以外でも自習してもらっている。
当座、準1級のパート②で練習してもらっている。その理由は、準1級と1級のパート②はレベルがかなり近く、ほとんど区別がつかないからだ(実際は結構違いがあるが、1回聞いただけではその差がほとんどわからない!)
やり方はこうだ。放送を聞く(1分くらい)→ストーリーを口頭(日本語)で再現してみる→言えなかったら、聞えていない証拠だから再度聞く→わかるまでくりかえす→センテンスごとに同じことをやる→隅々まで正確に聞えるように徹底的に練習する。
受講生からメールがあり、「口頭で意味を言うのが難しいものをディクテーションした。スクリプトを送ってほしい」とのことだった。添えてあったディクテーション作品の間違い(聞き落し、聞き間違い、表記の問題なども含めて、英文の記述として見た場合に必要な点はすべて指摘)箇所に黄色を付けたものと一緒にスクリプトを送った。
私からのメッセージはこうだ。
○○さん
山中です
○○さんの作品で、間違っている個所に黄色をつけました
2009-1準1級パート②A~Eのスクリプトを送ります
Aだけでなく、他も点検してください
聞えていたはずなのに、実は聞き間違えていたという個所が散見するはずです
送った放送内容すべてのスクリプト(2009-1~)を送ることはできますが、今回のように、苦しみぬき、どうしてもわからないときにスクリプトをチラッと見て、なんだ、そうだったのか!という形になるのが上達のコツです
スクリプトを読みながら聞いても、練習になりません(読んでわかるから、聞えたつもりになる。映画のサブタイトルを見ながら聞くと英語の映画がわかるのと同じです。サブタイトルがないとさっぱり「わからない!)
意味を考えれば避けられたミスがいくつかあります!
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