18.ホームページのデザインより先に考えるべきこと
皆さん、こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回は、生成AI(ChatGPTなど)との付き合い方として、定型的な事務作業はAIに任せ、経営者自身は自らの実体験や感情を語る「語り部(ストーリーテラー)」になるべきだというお話をしました。
今回は、その「一次情報を語る」というアクションが、今後の集客をどれほど劇的に変えていくかという、検索の未来のお話です。それが、2026年の最重要トレンドである「GEO(生成AIエンジン最適化)対策」です。
10年に一度の「ネット検索」大激変期
今、私たちが何気なく行っている「ネット検索」の形は、10年に一度とも言える大激変期を迎えています。
これまでは、Googleの検索窓にキーワードを打ち込み、表示されたホームページのリストを上から順に自力で探していくのが当たり前でした(検索上位を狙うのが従来のSEO対策です)。
しかし今は、お客様がChatGPTやGeminiなどの生成AIに対して、「八戸で〇〇な条件に合うお店を3つ教えて」と文章で質問し、AIが最適な答えを直接提示する「AI検索」の時代へとシフトしています。この新しいAIの検索エンジンに対して、自社が選ばれるように対策をしていく取り組みが「GEO(Generative Engine Optimization)」なのです。
AIは「どこから」答えを持ってくるのか?
では、AIは無数にあるお店や会社の中から、何を基準におすすめを選び、回答を作っているのでしょうか?
その答えこそが、前回お伝えした「あなたにしか語れない、リアルな一次情報」です。AIは、インターネット上にある膨大なデータを読み込んで学習しますが、単なるカタログスペックや、どこかのサイトを真似たような薄い情報には見向きもしません。
AIが高く評価し、質問したお客様への回答として「引用」するのは、以下のような情報です。
- 実体験に基づいた独自のストーリー(なぜこのサービスを立ち上げたのかという熱い想い)
- 具体的で新しい事例(〇〇というお客様の悩みを、現場でこうやって解決したという実績)
- 専門家としての独自の視点(長年の経験から言える、プロならではのアドバイス)
AIに「引用される会社」になるために
つまり、2026年のGEO対策において最も強力な武器となるのは、複雑なプログラミングや小手先のITテクニックではなく、「人間臭い、血の通った発信の積み重ね」なのです。
「AI時代だから、何かまったく新しい裏技を使わなきゃ!」と焦る必要はありません。面倒な文章の構成案出しなどの事務作業はAIに任せ、あなたは浮いた時間で、ご自身の言葉を使ってブログやSNSで発信し続ける。
その日々の「語り部」としての真っ当な信頼の積み上げこそが、結果としてAIに「この会社は信頼できる独自の一次情報を持っている」と評価され、優先的にお客様に引用・紹介される最短ルートになります。
まとめ
検索の形がAIに変わっても、最終的にあなたの商品やサービスを買ってくれるのは「血の通った人間」です。AIは、あなたの会社の魅力と、それを求めているお客様を的確につないでくれる優秀な「仲介役」にすぎません。
これからの時代は、自社ならではのストーリーや一次情報を持つ会社が圧倒的に強くなります。ぜひ、自信を持って「自社らしさ」を発信し続けていきましょう!
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


