10.Web集客がうまくいかない会社ほど、発信内容が自社目線になっている
はじめに
こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回のコラムでは、Webでの発信は自社目線ではなく「お客様目線(問題解決)」に徹することが重要だとお話ししました。
今回は、ホームページの構造についてです。テーマは「問い合わせにつながるホームページに必要な導線とは」です。せっかく興味を持ってもらったお客様を逃さないための仕組みづくりについて解説します。
「アクセスはあるのに問い合わせがない」の落とし穴
「ホームページへのアクセス数はそこそこあるのに、なぜか問い合わせが全く来ない…」
こんなお悩みを抱えている経営者の方は少なくありません。
実は、お客様がホームページを見て「この会社に相談してみようかな」と興味を持ったとしても、「問い合わせ先がどこにあるかわからない」「入力する項目が多すぎて面倒くさい」と感じると、すぐにページを閉じて別の会社のサイトへ去ってしまいます。
このように途中で諦めてしまうことを「離脱」と呼びますが、この離脱を防ぐための「道案内(導線)」がしっかり設計されていないと、せっかくの集客のチャンスを逃してしまうことになります。
お客様を迷わせない「導線」づくりの3つのポイント
では、お客様をスムーズに問い合わせへ導くためには、どのような工夫が必要なのでしょうか。以下の3つのポイントを見直してみてください。
1.問い合わせ方法を複数用意する(マルチチャネル化)
お客様によって、連絡しやすい手段は異なります。年配の方や急いでいる方は「電話」で直接話したいと思うかもしれませんし、営業時間外にじっくり相談したい方は「メールフォーム」を好みます。また、若い世代であれば使い慣れている「LINE」から気軽に連絡したいと思う人が増えています。
そのため、電話番号、問い合わせフォーム、LINE公式アカウント、そして「まずは情報だけが欲しい」という方向けの資料請求など、複数の窓口を用意しておくことが大切です。
2.フォームの入力項目は「必要最低限」に絞る
問い合わせフォームを開いた瞬間、住所や家族構成など、入力項目がズラリと並んでいるのを見て、面倒になって入力を諦めてしまった経験はありませんか?
まだ本契約に至っていない段階で、たくさんの個人情報を提供するのは心理的な負担になります。これを防ぐため、フォームの入力項目は「名前」「電話番号」「メールアドレス」「相談内容」など、必要最低限に絞りましょう。入力のハードルを下げることで、問い合わせの完了率は劇的に上がります。
3.どのページからでもすぐに問い合わせできるようにする
「問い合わせボタン」がページの最後に一つだけポツンとある状態は避けましょう。お客様が情報を読んでいる途中で「相談したい」と思ったとき、すぐにボタンを押せるよう、ページの途中にも随時問い合わせボタンを配置しておくことが重要です。また、スマホで見たときに常に画面の下部に「電話をかける」「LINEで相談する」といったボタンが追従するようにしておくのも効果的です。
おわりに
ホームページの導線設計は、実店舗で例えるなら「わかりやすい案内看板」や「声をかけやすい店員さん」を用意するのと同じです。お客様が迷わず、ストレスなく連絡できる道筋を整えてあげてくださいね。
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


