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岩本益宏

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コラム

2人だけで生きていこうとうのは最後の最後の言葉:男性不妊の現実

2022年5月24日

テーマ:妊活

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

コラムキーワード: 不妊鍼灸漢方薬 効果漢方薬 妊活

2人だけで生きていこうとうのは男性の我が儘


男性の我が儘でしかない。
なぜなら、男性は子どもを産めない。
最初から能力が無いから。
女性は、能力がある。
あるからには、子どもが欲しいのはあたりまえ。
能力が無い人は、ある人のことを理解できていないだけ。



3回以上続けて流産は男性の精子に問題があるかも


ここ数年不妊原因のひとつとして精子のDNA断片化が注目されています。
一般のネットニュースなどでも見かけるようになってきました。
そもそも、流産を複数回、経験している女性が多いんです。
ナゼ?
女性側だけの問題なのでしょうか?
最近の研究では、男性側の問題も大きいようです。
不妊治療で、精子が正常と言われているから、精子は大丈夫って思っていますよね。
精子には沢山の遺伝情報を持っています。
遺伝情報は、普通、目で見ることができません。
つまり一般の精子検査では本当に正常なのかどうかは目安でしかない、と言うことなんです。
もしかしたら、パートナーを変えることで改善するかもしれない可能性さえあるんです。
実際に調査してみると、3回以上、続けて流産した女性のパートナーのはDNAの損傷が2倍も多かったとのこと。
精子は男性の健康のバロメーターでもあります。
つまり、より健康でいることが良い精子に繋がります。
規則正しい生活習慣、食事、睡眠、運動をしっかりと管理することで、改善するかもしれません。

男性は不妊の原因を意識していない


流産は女性だけの問題ではないのは多くの研究で男性の精子に問題であることがわかってきました。
特に、この研究では精子の異常が不妊の原因に大きく関与しているとされています。
事実はそうであっても、現状はどうでしょう。
自分が原因であるかもしれない、ということを男性の多くは意識していません。
なぜなら、男性は不妊と関係ないと思っているからです。
意識として流産するのは女性、妊娠するのも女性、出産するのも女性。
不妊とは関係無い、という意識が、どうしても男性側にあるのではないでしょうか。

ネットで学ぶことで妊娠率が下がることも


ネットで調べることは悪いコトではありません。
ただし、情報や状況を理解できるくらい、不妊治療について学んでおいてください。
知識がないのに人の成功例や失敗例などを読んで自分で判断してしまう方が多いんです。
スゴく、怖いことではないでしょうか。
もしかしたら、妊娠率を下げるようなことを、しているかもしれないんです。
妊娠しやすい体作りとは、出産までのことをいいます。
妊娠反応を目指しているのではないはずです。
でも、ネットでの情報はどうでしょう?
出産までの体験談ってスゴく少ないと思いませんか。
どんな情報が自分にとって必要なのか、ということが判断できるように少しだけ勉強してみてくださいね。

禁欲期間についてのまとめ


1) 禁欲期間が長いほど、酸化ストレスにより精子のDNA損傷が増加する
2) 体外受精の媒精では、通常法・顕微法とも禁欲期間は0~2日間の結果が良い(とくに顕微授精では短いほうがよい)
3) 禁欲期間を短くすることにより、胚盤胞形成率、良好胚盤胞率が改善する可能性がある
4) タイミング法や人工授精でも、男性の禁欲期間は2~3日間が良い結果に繋がる

この記事を書いたプロ

岩本益宏

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岩本益宏(有限会社くすりの厚生会)

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