ハラスメント対策4つの解決法
コミュニケーションが大事 って良く言うじゃないですか?
コミュニケーションと言っても、聴く、話す、伝える、承認することや、雑談をする、アドバイスをする、
コンサルをするなど、様々な場面で行いますが、
じゃぁ、何をどれくらい高めたら、何が変わるかを想像して、スキルアップに努めている人は、
どのくらいいるかな?
って思うと、10%くらいの人しか、自学習していないのです。
例えば、仕事を先送りして、溜めて溜めて溜まりきったとしても、
小人さんや妖精が出てきて、助けてくれるわけではありませんよね。
同じです。
しかくべく立場や役割を与えられて困ったから勉強しますというのは
タイミングとしては遅いんですね。
なぜなら、すぐに成果を出さなければならないからです。
(近い)将来、管理職に任命されるかも?という予感がしたり、
自ら望んで管理職を目指すなら、
コミュニケーション能力のうち、何かについて、自信をもって臨めるように
しておく必要があります。
今日は、コミュ力の中でも、わたしが第2位に必要だと思う
「質問力」について、書こうと思います。
質問力を上げる
前置きがめちゃくちゃ長かったですね。申し訳ない!!
質問力って、部下の意思や感情、思考を引き出す重要な能力です。
よく1on1が機能していないんです・・・
というご相談をいただくのですが、
傾聴が大事って言われるから、傾聴は頑張ってスキルを身に着け(たつもりも含めて)ました、
でも、上手くいかないのです・・・
って言われるんですね。
そりゃ、そうですよ。
傾聴って、共感的に相手を理解することに努めることなので、
寄り添うことはできるでしょう。
それは素晴らしいことです。
でも、部下や相手の感情や意志を引き出して、行動につなげるためには、
「気づかせ」なければなりません。
自分が何を思い、どう思っているかを知らなければ、
応援のしようもないでしょう?
だから、自分が何を考え、何を求め、どういう感情でいるかを
聴かなければならないのです。
聴く=質問して答えてもらうという関わりが必要なのです。
重要性は分かったから、竹内さん、じゃ、どうやったら伸びますか?
ですよね。
まず、意識として「相手の何を聴けば行動につながるか」に向けてください。
質問なので、
「今、何を感じているのかな?」という感じで、
終りをクエスチョンマークにすればよいのです。
次に、掘り下げることです。
昨日、新人研修の中で、壁打ちの仕方と言うロープレの見本を
示したのですが、
講師:「あなたの課題は何ですか?」
受講生:「時間の読み違えをしました」
講師:「時間を読み違えたのはなぜか理由を考えましたか?」
受講生:「うん・・・慎重にやろうと思って多めに見積もりました」
講師:「慎重にやろうと思ったのはなぜか理由はわかりますか?」
受講生:「・・・・(深く考えた結果)失敗したくないからです」
講師:「失敗したら、どんな気持ちになりますか?」
受講生:「笑われるんじゃないかと思うと怖いです」
講師:「あなたの真の課題は、失敗したら笑われるから失敗できないと考えることじゃないかな?」
という感じです。
このやりとりだけでも、4回半の会話が必要です。
この受講生は、自分の気持ちや考えを理解して、言語化することができる受講生だったので4回半で
終えられましたが、場合によってはこの倍くらいかかるかもしれません。
だからこそ「質問力」なんです。
質問力を上げれば、すっきり最低限の会話のラリーで済むようになるのです。
傾聴もすごく大切です。
共感的に部下や相手を理解できなければ、あなたの価値観や意見を押し付けてしまうだけになり、
信頼関係ができません。
でもね、次に大切なのは、質問力なのです。
これを上げるためには、学習して理論的なものを知識として蓄えて、
行動して、検証していくしかないのです。
5月の無料セミナーは、「質問力を上げる」をテーマに行います。
お時間があったら、ぜひ、参加してくださいね!
部下から信頼されると、チームの活性化ができます。
チームに活力が生まれると、やる気が高まります。
やる気が高まれば、とうぜん、結果が変わります。
結果が変われば、自信を持てる部下が増えます。
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あなたの人生は、あなたの手で変えましょう。