日々の仕事の中で、感謝を伝えあう
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
「優秀な人を採用したい」
経営者の方から、よく聞く言葉です。
確かに、会社を成長させるためには、人材は重要です。
ところが先日、興味深い調査を見つけました。
月刊総務が全国の総務担当者129人を対象に行った
「チームビルディングに関する調査」です。
「優秀な人材はいるにもかかわらず、チームとして十分な成果を発揮できていない」
と感じている人が81.4%。
さらに組織の課題として、「部門間の連携不足」が64.3%、
「個人最適になりやすい」が54.3%と上位に挙がっていました。
優秀な人がいる。
でも、組織としては十分な成果が出ていない。
以前、このメルマガで、
「人材力×組織力×関係力」
という話を書きました。
サッカー日本代表を題材に、どれだけ優秀な選手を集めても、
それだけでは強いチームにはならない。
個人の能力である「人材力」に加えて、
目的や目標、役割や仕組みといった「組織力」、
そして目的・目標に向けて本音を言い合い、互いに働きかけられる「関係力」
が必要なのではないか、と。
今回の調査を見て、改めてそのことを思い出しました。
ただ、最近はもう一歩先を考えています。
では、優秀な人が持っている能力を、
どうすれば組織の成果に変えられるのでしょうか。
そのヒントを、意外にもAIを使う中で感じています。
最近、私は仕事でAIをかなり使うようになりました。
性能の高いAIを使えば、勝手に良い仕事をしてくれる。
最初は、どこかでそんな感覚を持っていたのかもしれません。
でも実際には違いました。
- 何のためにこの仕事をするのかを伝える。
- どんな仕事をしてほしいのかを伝える。
- 必要な情報を渡す。
- 出てきたものを見て、フィードバックする。
- そして、また仕事をしてもらう。
この循環をつくることで、少しずつAIが仕事の中で力を発揮するようになってきました。
これって、人も同じではないでしょうか。
- 優秀な人材を採用しても、目的がわからない。
- 何を期待されているのかわからない。
- 必要な情報が共有されない。
- 仕事をしてもフィードバックがない。
これでは、せっかく持っている能力を十分に発揮することは難しいでしょう。
これまでの常識は、
「強い組織をつくるには、優秀な人を集める」
だったのかもしれません。
しかし、これから必要なのは、
「人やAIが持っている能力を、組織の成果に変える仕組みをつくる」
ことではないでしょうか。
AI時代になって、改めて人のマネジメントについて考えさせられている。
最近、そんなことを感じています。
あなたの会社では、
優秀な人材を集めることと、
今いる人やAIが力を発揮できる組織をつくること。
どちらに、より多くの時間を使っているでしょうか。
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