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働き改革とは何か429

今田早百合

今田早百合

テーマ:貨物運送業

世の中は働き方改革一色

私は山形県倫理法人会の会員なのですが
倫理法人会とは全国で7万人強の会員がある全国組織です。
朝6時とか6時半、7時のところもありますが
朝に1時間モーニングセミナーを開催しています。
山形県は16の単会があり、それぞれ曜日を決めて
モーニングセミナーをしています。
全国で同じマニュアルで行っています。

経営者の自己研鑽の会なのですが
今朝もモーニングセミナーの後の朝食会で
の話です。

製造業の社長、建設会社の社長がいましたが
「働き方改革って」なんだろうという話が出ました。
日本人はお金の為ではなく、より良いものを作ろうとしてきた
民族のはずが、手間暇をかけていいものを作ることができなくなった
というのです。

労働時間の問題、そして単価の問題です。
働きたくても「働き方改革」の推進で、残業もできなくなっている。
やむを得ず、社長以下役員が土日もなく働くことになる。

運送業もそうです。
労働時間の制限がないからといって、社長自らハンドルを握って
長距離に出る、よく聞く話です。
地方は下請けです。
ゼネコンや大手自動車メーカーの社員と給与と地元の企業の
賃金は天と地ほどの差があります。
勿論待遇も。
皆さんおっしゃるのは下請けに来る金がもっとあれば
給与もあげられるし、そうなると地方は一気に活性化すると。
日本全体にお金が回っていきます。
給与が上がれば働き手不足の地方の建設業、運輸業の世界にも
人は来ます。

かつて〇〇急便で何年か働いて1000万円ためて独立したなんて話をよく聞きました。
でも今はそういった働き方は許されません。
一生懸命働いて、お金を稼いで独立する、なんて夢を見ることができません。

確かに、労働時間の長さは問題です。家族との時間をもっと持ちたいという人もいるでしょう。
でもそうすると今の地方は残業代がなくなり、もっと低賃金となり、
ゆとりある生活も
もしかしたら子供たちの教育費すら
大変になるかもしれません。

大企業から下請けにもっとお金が回れば・・・・
ゆとりある生活ができる働き方が選べる
そして働いてお金を稼いで独立したいなんて夢を持っている人には
・・・その夢をかなえられる働き方が選べる

まじめで働き者の日本
手間暇をいとわない日本人
見えないところも手を抜かない日本人
崖っぷちかもしれません。

  HPはこちらから
https://www.1team-y.com/

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今田早百合
専門家

今田早百合(行政書士)

行政書士法人ワンチーム

運送業、貸切バス、タクシー運輸関する許認可の専門事務所です。並行輸入、保安基準緩和、連結検討等、特殊車両の導入から、通行許可を取って道路を走行できるまで、強力にサポートすることができます。

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