行政不服審査311

2018年8月24日

テーマ：通行許可　申請

コラムカテゴリ：法律関連

通行許可の取り締まり

顧客の運送会社様で高速道路で深夜で取り締まりに合い、通行許可証に提示を求められた。その会社はきちんと通行許可を取って走っている。
ところが深夜で、また突然だったので、荷台の道具箱に入れていたのに勘違いして車内を探したところ見つからず、5点の措置命令を貰ってしまった。
会社に帰り報告して、そんな馬鹿なということで探したところ荷台にありました。
こんな話はほかでもあって、1台の車両で通行許可証を何通も持っています。経路毎やトン数替えたりして、経費も手間もかけて100経路位とってたり、許可書も5，6本持っていたりとそんな状況で、取り締まりに合い、通行許可証に提示を求められ運転手がその通行許可証を探せなかったりして、措置命令を受ける、そんな話が実際あるんです。

で、最初の会社様は社長が絶対納得いかないということで不服審査請求をだしました。

通行許可証は分厚くなった

通行許可証にCD条件書がつくようになったので、その枚数は大変なことになっています。そう許可書が以上に分厚くなったのです。
その許可証が何冊もあり、そこから取り締まられた場合、その経路を出す。深夜、暗い中で、疲れている中でそれを求める。
私はそういうやり方に憤りを感じます。
きちんと通行許可を守って走って、なお、違反してるんだろうといわんばかりの取り締まり。
運転手はたまったものではありません。これでは運転手が不足するのも当たり前ですね。

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この記事を書いたプロ

「運ぶ」仕事を全面支援する運輸関係許認可のプロ

今田早百合（行政書士法人ワンチーム）

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