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鈴木芳之プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

裏か表かは二次元の世界。グレーは黒だと自覚が必要。三次元構造で人の感情を理解するキャリア教育。

鈴木芳之

鈴木芳之

テーマ:キャリアの地図


白も黒も嫌だからグレーを選ぶ。
人間は絵具じゃないのでそんな簡単ではありません。
グレーは白でない時点で黒だと自覚したほうがいいです。

人の感情が1枚の紙だとしたら、片面が白で、もう片面が黒。
表裏一体の二次元の世界が混じり合うことはありません。

二択ってわかりやすいですよね。
「どっちにする?」
「やるのやらないの?」
相手に決断してもらう場合の押し文句として最適です。

でもこれ、追い込みを掛けられているようで辛いと思う人いませんか?
もし選択を拒否すれば、自分の人格を否定されるような気分になります。

「Yes or No」の判断をするタイミングを強制的に迫られるのは、正直あまり良い気分ではありませんよね。

白か黒か、どちらも選びたくない場合も多いはずです。
だからと言って選ばないわけにはいかない場合もある。
そんな時は色を混ぜるのではなく、自分なりの「基準点」を作る。
そして白と黒の両方持つことでバランスを生む。
これがキャリア理論での考え方です。

こういった感情というのは目に見えないので、構造化して可視化したほうが理解しやすくなります。
イメージ図はこんな感じです。


エゴキューブのイメージ図
小説Spellでは、キャリア領域「Ego Cube」として表現しています。

簡単に表現すると、自分の自我(心)の状態を数値化して当てはめてみる。
そのための「器」です。
分解して、最初から説明していきす。

1.生まれたときの自分(基準点ゼロ)
まず、自分の原点とも言える「基準点ゼロ」を好きな場所に打ちます。
例えば0歳の自分の現在地です。



この基準点ゼロを認識するのが「自己理解」の入り口になります。

2.ボーダーライン(境界線)
次に、その点を基準として左右に同じ長さで伸びる横線を引きます。
このラインが自分の振れ幅であり、足元の支えとなります。



境界線の長さには個人差があり人それぞれです。

3.絶対値(目標)
次に、境界線の両端を「絶対値」として設定します。
絶対値とはゼロから「プラス方向とマイナス方向の両方」に、どれだけ離れているかを表す値です。
例えば「5」も「-5」も、絶対値では同じ「5」となります。



絶対値(目標)を求めるために必要な変数が、
・なにか(自分の意志)
・誰か(他者の存在)
この二つを言語化する方法は、小説Spellで詳しく説明しています。

簡単に説明すると、自分の意志と他者の存在を理解して初めて、目標として認識できるという考え方です。

この変数の乗算から求められた数値を絶対値と仮定します。
絶対値 = なにか × 誰か

ここでの絶対値とは「自分のやりたいこと」です。
絶対値が大きくても、横線の長さは急には変わりません。
その代わりに、目盛の間隔が狭くなり「密度」が高くなります。

例えば「めざせ甲子園!」などの「目標」です。
目標に辿り着くためのキツイ練習による負荷(マイナス幅)と、それによって得られる実力(プラス幅)両方同じくらい必要です。

目標が大きければ大きいほど、プラスとマイナス両方で高い密度が必要になります。
これは「目指せ甲子園!」じゃなく「ご飯食べたい!」というような身近な事でも置き換えられます。

4.奥行き(年齢)
次に、基準点ゼロから年齢という時間軸を奥行きの線として追加します。
その終点を現在年齢とします。



これで2次元化した平面になります。
現在年齢である奥行きは、時間と共に知見が広がっていくことになります。

5.高さ(自己一致率)
次に、基準点ゼロから高さを表す縦線を真上に向かってに引きます。
これはパーセンテージで数値化するので、上端が100%ということになります。これで直方体が出来上がります。



自己一致については小説Spellで詳しく書いています。

自己一致を一言でまとめると、
「自分の意思と他者のためという感情を持つことに納得している状態」と仮定しています。

簡単な言葉で表現すると「自分でどのくらい納得できるか」です。
これを一人で数値化するのは難しいので、我々のようなキャリアコンサルタントとの対話を通して求めていきます。

自己一致率は通常「0%より大きい」です。
そして、人間ですから「気持ちが揺らぐ」こともあるので常に変動しています。
毎日どころか、1日の間でも変動します。
そのときの「自分の状態」です。

目標だけ大きくても、自己一致率が0%に近ければ、俗に言う「薄っぺらい人間」になってしまいます。
ただ、自己一致率は、10%未満でも十分な強度を保てます。
20%程度なら、生活を懸けているレベルと言っていいでしょう。
それ以上は、いくつかの運と条件を満たした上で、人生を掛けるくらいの覚悟を持つ必要があります。

ただ、重要なのは、数値の高さより「維持すること」です。

瞬間的に高くなっても、すぐに下がってしまっては意味がありません。
身体のトレーニングも、無理せず左右のバランスを整えるようにやらないと長続きしません。
自己一致率を維持するのもまた、日々のトレーニングが必要です。

みなさん今日の自分の「自己一致率」は何%ぐらいですか?
これが感情を構造で理解する方法のひとつ。
自分の精神状態を構造として可視化するという、小説Spellの概念です。

形の無いものを認識して理解するには、構造体となる「入れ物」が必要です。それが「Ego Cube(エゴキューブ)」です。



ただ、絶対値(目標や意思)を数値化(言語化)しても、時間が経てば変化したり忘れてしまったりします。
そこで、それを忘れないようにして高い自己一致率を保つために、自分の意志を文字データで記録・保存できる入れ物となるのが「Spell Card」です。

Ego Cubeにかざすことによって、保存されているデータを読み込み、画面に表示させることのできるICチップ内蔵カードです。



二択を迫られて苦しいと感じるときこそ、自分の意志を確認できる手段を持ってほしい。
そんな想いで、オンラインで個別のキャリアコンサルティングを行っています。

「正解」はありません。
でも「理解」はできますよね?
客観視の入り口となるのは「自己理解」です。

普段、キャリアコンサルティングのときどんな話をするのか、実体験をもとにして、有料記事で詳しく書いていこうと思っています。

あなたは、正解を求めるタイプですか?
それとも、理解を求めるタイプですか?

白黒付ければ犠牲を生む。
自分は白でも黒でもない。
少し考える時間が欲しい。
そんな人が身を置ける調律の場所。

メンバーシップ
「白黒つけないキャリア理論の真実」はこちらからどうぞ。
対話から感情を理解するトレーニング方法を公開しています。

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鈴木芳之
専門家

鈴木芳之(キャリアコンサルタント)

株式会社アイデアル

キャリア相談等の現場で多くの人生に向き合ってきた経験をもとに、対話を通して本人の経験や想いを言語化する支援を重視。人生を振り返り、自らの言葉で残す自分史出版にも注力しています

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