コラム
左右差を考える
2019年4月20日
顔だけに限らず人体の左右には必ず違いがあります。
「知ってる、知ってる」という方が多い反面、「えっ、そうなの?」という方もじつは少なくありません。
極めて簡単に言うと、顔のパーツは左右からそれぞれが形造られながら次第に中央に向けて移動して来て完成します。この時に上手くドッキングできないとそこが隙間として残ります。例えば口唇裂や口蓋裂などはその代表です。
こういう過程を経ていることを考えると、左右差なくピッタリとでき上がることの方がむしろ珍しいのではないでしょうか。
程度が著しい場合はまた別として、左右差があるということは単に悪いことではなく、それも豊かな表情の形成に重要な役割を果たしているのだと思います。上手く言えませんが、より人間らしい表情とでも言いましょうか。
左右対称にこだわり過ぎると、結果的に望ましくない方向に進むように感じるのもこのためなのかなと思ったりするわけで。。。
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