コラム
眼瞼下垂が改善すると二重まぶたの幅が狭くなる
2017年12月13日 公開 / 2018年6月8日更新
ごく簡単にいうと、目の見開きが悪い状態を眼瞼下垂と呼び、これにはまぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋・ミュラー筋)が関係しています。
一方、二重まぶたのラインは目を開けた時にできるくびれであり、しわというかクセみたいなものです。これには先に書いたような筋肉は関係ありません。
例えるならば、まぶたの動きはシャッターを開け閉めしているようなもので、シャッターの上の外枠が二重まぶたのラインに相当します。シャッターが上がるほど扉自体は引き込まれていくので、シャッターの下の端と外枠の間の距離、つまり二重のラインとまつ毛までの距離(二重の幅)は狭くなります。
二重の幅を広くすればパッチリした目になると勘違いしておられる方が決して少なくありませんが、ラインの位置と目の見開きは全く別の話であることがおわかりいただけたでしょうか?
また、もともと二重だった方が眼瞼下垂の手術を受けると術前よりも二重の幅が狭くなることを覚えておかれる方がとよいと思います。
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