小暑のころの室らい
「季節の室らい」コースは
2008年3月よりスタートいたしました。
「四季折々の自然と語り合い
友となり
美しさを愛で
尊び
自然と心を通わす。」
レッスンとなっております。
このレッスン冒頭では
その季節に咲く花の彩りを写真で観賞し
その季節に詠まれた万葉集を鑑賞、朗誦することを
毎月かかさず、ずっと継続してきております。
なので、
今日の講義内容ですが、特に熱いこととなったのです。
なぜなら、
新元号の「令和」が
万葉集の「梅花の歌三十二首の序文」からとの発表。
今年1月のレッスンで、この教室でみんなで読み上げていた
万葉集3首が、
大宰府の大伴旅人さんの邸宅で詠まれた歌だったのでした。
正月立ち 春の来らば かくしこそ 梅を招きつつ 楽しみ終へめ 大弐紀卿(巻5 815)
春されば まづ咲くやどの 梅の花 独り見つつや 春日暮らさむ 山上憶良(巻5 818)
わが苑に 梅の花散る ひさかたの 天より雪の 流れ来るかも 大伴旅人(巻5 822)
感動を覚えていたのは
講師の私だけではなく、受講生のみんなもいっしょだったのでした。
今日の日は特別講義となったのでした。
万葉集梅花の歌三十二首の序文を
みんなで朗誦いたしました。
みなさん万葉集のファンなのです。
「令和」の時代には
咲き誇る梅の花のように
万葉集のお勉強
そして花のお勉強を
益々深めていきたいと思っています。
是非、ご一緒にお勉強されませんか。
お問合わせ下さい。
花まつフラワーアカデミー0800-700-8787
今日の実技の御稽古
(テーマ)林辺の春
(構成)立てる 吸水フォームを使用せず
花材 品種名 産地
雲竜柳 茨城
アイビー 鹿児島
グロリオサ ルテア 高地
ベアグラス アメリカ
スイートピー ファーストレディ 和歌山
ブルーレースフラワー 愛知
ラナンキュウラス 桃てまり 香川
ニゲラの実 千葉
マトリアリア ミルククラウン 長崎
資材
ブロンズネット
毛糸
今日のお稽古はとっても充実した内容となりました。
作品は皆様とっても完成度が高く
美しく仕上げてくださいました。
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