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コラム
小暑のころの室らい
2014年7月12日 公開 / 2014年7月13日更新
「小暑」とはいつをさすのか。
小暑時期には、体が不調となりやすい。
しっかりと食べて体力をつけて
そして、室らいの色彩をどのようにすると
自律神経の調整に効果的か?
そんなお話からレッスンがスタートいたしました。
本日は「シュトラウス」の制作。
本日の花材とその産地
トルコキキョウ ボヤージュ 長野
デルフィニュウム 北海道
モカラ タイ
ベルテッセン 長野
スモークグラス 福岡
リキュウソウ 兵庫
紫陽花 兵庫
普段ほとんどこのお花の産地はどこ?と
考えることをしておりませんが
このプロフェッショナルコースの花材は
なんだかゆっくりとどこから来たのか?と
知りたくなる私がおります。
受講生の皆様にも
「そうか、遠路はるばるそんなに遠いところから
縁あって自分の元に来てくれて
だから、美しいお花をより美しく見せて上げれるように
お花に失礼にならないように
労わって、愛情を持って、デザインして飾ろう。」
と、そのように感じていただけていると思っております。
今日の面白話ですが
紫陽花のお話。
30名ほどの本日の受講生の皆様に
紫陽花を2本づつとバイヤーさんに注文を入れておりました。
どうしても55本?は兵庫県産の紫陽花で
5本足りなくって
それはなんと「コロンビア」から飛行機に乗って
やってこられた「舶来品」?でございました。
どの方にその「舶来品」が渡るのか?
自分で一人分の花材バケツを選ばれるのですが
「たぶんこれかも?」といったお洒落さんが当たりです。
航空料金もありますので、
兵庫産とは本当は仕入値段も違っています。
そんなお話は省きましたが…。
それにしても「コロンビア」とは、すっごく遠い…。
私はもちろん行ったことはありません。
どうやって枯れずに日本に渡ってこられたのでしょうかねえ?
そんな紫陽花の世界旅行を私と受講生の当たりの方は
思ったのでした…。
このようなレッスンですが
もちろん花束を作るには技術が必要で
それは、プロフェッショナルコースとうたっております
受講生の皆様ですので、お上手なのです。
ううん、美しいです。素敵です。
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