小暑のころの室らい
今年の無事に感謝して
来年が佳き年であるようにと願いを込めて
一人一人の想いで
お花に向き合うお稽古納めの日となりました。
冬至の彩りで
主の色は太陽
福の色は冬枯れの植物と雪
アクセントは、赤い実
このプロフェッショナルコースのために
特別に準備している資料
写真と絵と解説文を使っての
お勉強の時間。
そして
万葉集がとっても気に入っている私の選んだ
(解釈の理解度はライト感覚で失礼しております…)
今月の季節の万葉集は
お正月にちなんでの富士の歌に
ここ越中で大伴家持さんが1300年ほど前に
詠まれた12月の歌、雪と赤い実が出てくるのです。
受講生の一同様といっしょに高らかに朗唱。
お花のレッスンで、万葉集の朗唱をしているのは
他のスクールにはないと思っておりますが、いかがでしょうか。
お花の構成は
インアイナンダー(相互に入り混じって)
それぞれが持ち得ている技量で
気持ちよく、楽しく、お花に愛情を持って。
≪本日の花材と産地≫
菊アナスタシア ベトナム
蘭バンダ タイ
オニソガラム 南アフリカ
他は日本産の
若松・千両・姫南天
葉ぼたん・スプレーバラのウイットウ
レースフラワー
飾り物 水引 羽 和紙の玉
歳神様も喜んでいただけるような
花飾りが仕上がりました。
正月を寿ぐ準備が整って参りました。
受講生の皆様の作品