井上博登先生に学ぶフラワーレッスン

2013年10月19日公開 / 2014年6月4日更新

今日の花まつフラワーアカデミー本部教場は
とっても素敵なフラワーレッスン開催日。
スペシャルな講師をお迎えしております。
福岡県より井上博登先生です。
昨日に引き続き、今日は第2部となりました。

先生よりデザインの発想方の説明がありました。
デザインするときにはこんな感じで考えをつなげていくんですよと…。

「今日のデザインは花をたくさん入れたいから始まった。
　使うお花は、丸っぽくって、大きい花で…。ジニアも使おう。
　そしてお花は交差の構成で入れよう。
　そうすると器は口が広いほうがいい。
　バスケットの中のお花をきれいにみせる方法として
　今回は輪郭は閉鎖して、そしたらリースを作ろう。
　アクセントに持ち手を作ろう…。」

へええ…なるほど…。

リースの素材には、またこだわりがあって
特殊加工されたヨーロッパの干草シーグラス。
とってもいい香りです。
リースを作るのも細かな説明をいただき
各々がそれぞれに、
優しい気持ちで楽しくまあるく作っていったのでした。

持ち手も部分は、ローズマリー。
とってもリラックスできる香り、癒されます。
バスケットの中にはダリアにスプレーバラにスノーボール…
なんて可愛いお花たちなんでしょう。

先生の指導のもと、自分の中では
こんなに素敵なお花たちに失礼にならないように
丁寧にお花を入れてみました。
これでいいかも…でもどうかなあ？
と、そこに井上先生が。

「綺麗で素敵。いいじゃないですか。」

とまずはちょっと誉めてくださって…。

「で、このダリアとダリアが向かい合っていて
　谷になって見えます。ここがちょっと気になりますね。
　そしたら…、
　スノーボールをダリアの上に置きましょう。
　ダリアには悪いですけど、下の色として使わせてもらいましょう…。」

確かに、さっきよりずっといいです。
迷いが解決いたしました。
花たちも、こっちの方が居心地がいいと喜んでくれています…。
なんて的確なアドバイス！
受講生の1名の私は感動をしたのでした。

大変勉強になりました。
当たり前ながら、井上先生はさすがです。

心と身体に本当に心地よいと感じる花レッスンとなりました。

本日の井上先生語録より

「考えて考えて作った作品は、雰囲気があり、きらきら光るものになる。」