榊について 花屋からの情報
富山の花まつ本部に入荷したばっかりのアルストロメリアです。
どこから来たのかな?と産地を確認してみると
本日入荷のアルストロメリアは
山形県と長野県と北海道から。
入荷伝票を覗いてみると
へええという可愛い品種名がずらりと並んでおりました。
一部をご紹介させていただきます。
赤色 アメリ
赤色 サッチャー
白色 オルガ
白色 エベレスト
ピンク シャネル
ピンク パコ
黄色 セナ
疑問とすればサッチャーはどうして赤色?
私の知るところによると、
いちばん最初にその品種を育種できた生産者の方が
好きに名前を付けてもいいそうで、
奥さんの名前や娘さんの名前をつける方もいらっしゃるとか。
あのサッチャーさんとすればなぜ、赤色なのかなあ?
すごくいっぱいの品種があるのです。
色とりどりで、美しいです。
日本名は「夢百合草」
アルストロメリアを見るとで思い出すことがあります。
長野オリンピックの時の花束にアルストロメリアは
ふんだんに使用されていました。
当時も現在も、アルストロメリアは長野県でいっぱい栽培されているお花です。
当時、フラワーデザイナー村松さんがデザインされた花束で
店頭にも「長野オリンピックの花束」を飾ってみようと
作ったような、販売したような?レッスンでも作ってみたような?
あの当時はまだまだ、
「アルストロメリア」は馴染みが浅いお花で
値段も高価だったような?
現在は、出荷量が多くなり、
凄く手ごろな値段で販売できるようになっております。
もう一つ思い出すのは
私の亡くなったおばあちゃんが大好きだった花。
どうして好きかと言えば、
おばあちゃんにとって「はいから」なお花だった。
それから、つぼみがいっぱいついていて
次々に開花し非常に長持ちするお花だから。
アルストロメリアがお店で残念ながら売れ残った場合
すごく大事に
おばあちゃんは
使用済みの吸水性スポンジに
何度も何度もお花を挿し替えて楽しんでいました。
「みかちゃん、アルストロメリアは長持ちするわ…。」と言って。
皆様も、アルストロメリアをちょっと飾ってみてください。
きっとお好きになります。