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コラム

フラワーレッスンでの一コマ

2012年3月30日 公開 / 2014年6月4日更新

テーマ:季節の室らいレッスン

コラムカテゴリ:スクール・習い事

「高く挿された」構成のデザインです。
重心が高くて、茎のラインに伸び上がる流れがあります。
バランスを崩さないように
動きを楽しんで
緊張感を持って挿します。
それぞれの受講生の皆様はいつもながら大変お上手。

遠くから眺めるとはインパクトがあり魅力的。
近くからもゆっくり眺めたい作品。さて何が詰め込んであるのだろうかと
覗きこみたくなる魅力を持っています。







色合わせですが「早春に咲くこぶしの花」をイメージしています。
冬枯れの色も入っています。
早春の空の色、太陽の光の色も取り入れて
ううん、いいです。

今日の私の担当したレッスンは
本部教室プロフェショナルコースです。
本スクールの最上級クラスです。
NFDライセンス1級以上の方ばかりのクラス。
ここまでのお花レッスン歴、10年以上の方が大多数でいらっしゃいます。
お花との関わり方は、「群を抜く本物」の受講生の皆様方です。

講義ではナチュラルカラーリストとしての目線での
資料を説明。「日本の原風景」の写真鑑賞
その色味をカラーチャートで確認。
お花合わせは、その色味を使って表現し
季節の万葉集を鑑賞します。

今日はここ越中で大伴家持が1262年前の3月30日に詠んだ
「二上山」を詠んだ歌を紹介しました。
旧暦では1月~3月が春で
4月から初夏になるのですね。
「二上山」は奈良の都にもあるのですが、越中伏木にもあるのです。
家持は越中の二上山を眺めながら、都を思い出していたそうです。

私は小さい時からいつも、二上山に行っておりました。
最近も子供のミニバスの合宿が「二上青少年の家」だったりしておりまして
よーく二上山にお泊りに行っております…。
本当に美しい山でございます。こんなにも身近に…。
そんなこぼれ話も、今日はさせていただきました。

それからもちろん、フラワーデザイン構成技術を学んでいただきます。
お花をじっくりと眺め、集中して挿していきます。

お花はどれもきれいなんです。
せっかく飾るのですから、より美しく飾りたい。
ちょっとの手間をかけることで、少しのお勉強をされることで
それが実現できます。

その現在の季節感に合わせお花を選んで
輝くように自分の技術を駆使して
かっこよく、かわいく、お気に入りのフラワーアレンジを制作いたします。
自分のための楽しい時間です。
家に飾った時には、その表現力と花の持つ力は
家族全員のこころをなごませてくれます。

初めてのかたも、この想いを味わっていただきたいです。
よろしければお花レッスンを、あなたも始められませんか。
只今、花まつフラワーアカデミーでは春の入会キャンぺーン開催中!
是非是非お越しください。
どなたでもすぐに美しくアレンジすることが出来るようになりますので。




花まつフラワーアカデミーHP

この記事を書いたプロ

石崎弥佳

フラワーアレンジメントのプロ

石崎弥佳(花まつフラワーアカデミー(万華苑))

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