10.シャルパンティエ効果~伝え方を変えるだけで『10万円』が『1日333円』に変わる
はじめに、こんにちは。株式会社吉和の森の森和吉です。
前回(第100回)は、無事に大節目の100回目を通過いたしました! 「最終回ではなく、ここからが101周目の本番」ということで、温かい応援をいただき本当にありがとうございます。
記念すべき101回目のテーマは、100回記念の予告通り「社長の時間(余白)のつくり方」です。
「毎日朝から晩まで現場や事務所を走り回り、休日もメールやLINEの対応で心が休まらない」
「自分が休んだら会社が止まってしまうから、怖くて有給なんて取れない」
そんな悲鳴を上げている経営者様、本当に毎日お疲れ様です。
しかし、第96〜98回でもお話しした通り、社長が疲弊してピリピリしている会社に、温かい「人肌感」や「最高のサービス」は生まれません。今回は、AIを活用して無駄な業務を根こそぎカットし、「週休3日」すら狙えるような社長の時間術をお伝えします。
「自分がやった方が早い」という呪いを解く
多忙な社長が共通して抱えているのが、「自分がやった方が確実だし早いから」という思考の癖です。
確かに、長年の経験がある社長が直接やった方が、その場は早いかもしれません。しかし、それでは永遠に社長の時間が生まれることはなく、会社は「社長の体力限界=会社の限界」になってしまいます。
ここで活躍するのが、これまで学んできた「AI×スタッフの分業」です。
社長がやるべき仕事は、作業そのものではなく「判断」と「お客様との心の交流(人肌感)」だけ。それ以外の「下準備」「文章作成」「データ整理」は、すべてAIと現場スタッフに任せてしまえばいいのです。
社長の時間を爆発的に生み出す「3つの業務カット」
具体的にどの作業をAIに投げて削っていくべきか、明日からできる3つのカット術をご紹介します。
1.「ゼロから文章を考える時間」を完全カット(第81〜82回)
ブログ、SNS、メール、ニュースレター(第90回)の原稿を、デスクの前で頭を抱えてゼロから書くのを今すぐやめましょう。
移動中にスマホの音声入力で1分間アイデアを喋り、AI参謀に「構成を整えて」と頼むだけ。これまで2時間かかっていた執筆作業が、わずか5分に短縮されます。
2.「社内ミーティングの下準備」を完全カット
会議の議題整理や、アイデア出し、資料の骨組み作成に時間を使う必要はありません。
「〇〇の課題解決に向けた社内ディスカッションの議題を5つ出して」とAIに一言投げるだけで、10秒で完璧なアジェンダが完成します。社長は出てきた案をチョイスするだけです。
3.「定型的な問い合わせの一次対応」を自動化(第86回)
「営業時間は何時まで?」「費用感はどのくらい?」といったよくある質問は、公式LINEやAIの自動応答に一次対応を任せます。
AIがヒアリングを終えた「本当に濃い相談」だけが社長や担当者の手元に届く仕組みを作れば、スマホに縛られる時間は半分以下になります。
生み出した「余白の時間」で何をすべきか?
業務を削り、AIに下準備を任せることで、あなたのスケジュールにはポッカリと「空白の時間」が生まれます。
この時間を、単にだらだら過ごすのではなく(もちろんしっかり休むのも大切です!)、以下の2つに再投資してください。
【1. 既存顧客への「手厚いおもてなし」(第89回)】
手書きのお礼状を書く、ふと思い出したお客様に「その後どうですか?」と電話を入れる、直接会いに行って雑談をする。
【2. 自分の心を「ごきげん」にする充電(第98回)】
趣味の時間を楽しむ、家族とゆっくり過ごす、新しいインプットをする。
社長の心が満たされ、時間的なゆとりが生まれると、不思議とお客さまへの対応にも深みが増し、新しいアイデアや良いご縁が勝手に舞い込んできます。
今回の実践ポイント
- 「自分がやった方が早い」を捨て、下準備はすべてAIに任せる
- 文章作成・会議準備・一次対応の3つをAIで削り、時間を生み出す
- 生まれた時間で「手書きのおもてなし(人肌感)」と「自分の充電」をする
週休3日を目指すというのは、決してサボることではありません。
「会社をより良く、より温かくするための戦略的なゆとり(余白)」を作ることなのです。
まずは今週、「本当は自分がやらなくてもいい作業」を1つだけ紙に書き出し、AIやスタッフに投げてみませんか?


