【行動変容(組織・管理者)②】「反論」が怖くて本音が言えない組織を救う!対立を「合意」へ変える『建設的な議論術』3つのポイント [TED動画|建設的な会話をするために]
経営層・管理職の皆様、部下へのフィードバックでこのような悩みを抱えていませんか?
- 「耳の痛い話をすると、部下が防衛的になったり、落ち込んだりしてしまう」
- 「角が立たないように配慮しすぎて、結局何が言いたいのか伝わらない」
- 「良かれと思ってアドバイスしたのに、相手との信頼関係にヒビが入ってしまった」
- 「部下の成長のためにフィードバックしたいが、パワハラと言われないか不安だ」
フィードバックは組織の成長に不可欠ですが、伝え方を間違えると、思考を停止させてしまいます。
心理学者のリーアン・レニンガー氏は、脳の防衛本能を回避し、
相手が「自ら動きたくなる」フィードバックには、科学的な「4つのステップ」がある
と説いています。
株式会社バリュー・コア・コンサルティング(VCC)では、レニンガー氏の知見に基づき、フィードバックを「対立」ではなく「共同の成長機会」に変えるスキル実装を支援しています。
1.成功の鍵は、脳を「受け入れ態勢」にする4つの構成要素
私たちは、優れたフィードバックを「センス」ではなく「再現可能な技術」として定義します。レニンガー氏が提唱する、脳科学に基づいた「4つのポイント+α」は以下の通りです。
- 【参考動画】 リーアン・レニンガー:優れたフィードバックをするための秘訣
- URL:https://www.ted.com/talks/leeann_renninger_the_secret_to_giving_great_feedback
脳を味方につける「4つのポイント」
①The Micro-Yes(小さなイエス)を得る:
- 「今、少しフィードバックをしてもいいですか?」と許可を求めます。
- これにより相手から「はい」という回答を受け、フィードバックの受け入れ体制を整えます。
この短い一言が、脳を「受け入れモード」に切り替えます。
逆に、何かのついでに(さりげなく)フィードバックをしても、相手からするとフィードバックを受けているのかどうかが分からず、適切に伝わりません。
②Data Point(具体的な証拠を示す)
- 「君はプロ意識が足りない」といった主観的で曖昧な評価を徹底的に排除します。
- 「昨日の会議で、相手が話している最中に3回スマホを見ていたね」といった、主観を排除した事実を伝え、
「具体的で客観的な事実(証拠)」のみを伝えます。
③Show Impact(影響を伝える)
- その事実が、周囲やプロジェクトにどのような影響(インパクト)を与えたかを話します。
- 「その行動によって、クライアントは自分の提案が軽んじられていると感じた可能性がある」と伝えることで、
相手は自分の行動の意味を論理的に理解します。
④End On A Question(質問で終える)
- 「これについて、どう思う?」「次はどうすればいいと思う?」と問いかけます。
- 一方的な通告ではなく、相手に思考を促すことで、
フィードバックは「命令・依頼」から「コミットメント(自発的な決意)」へと進化し、不明点や心理的なハードルを洗い出すことができます。
+α:リーダーの重要課題:自分へのフィードバックを定期的に求める
優れたリーダーは、フィードバックを一方通行にしません。
自らも「私へのフィードバックをくれないか?」と定期的に求める姿勢を見せることで、組織全体の心理的安全性を高め、誰もが意見を言い合える文化を築きます。
2.VCC式:組織に「フィードバック文化」を定着させる3つの実践ステップ
ステップ①:動画視聴による「脳の仕組み」の共有
- まず、レニンガー氏の動画を視聴し、なぜフィードバックが怖いのか、脳がどう反応するのかを学びます。
- 「伝え方が悪いと脳が攻撃とみなす」という科学的事実を共有することで、リーダー側は伝え方を工夫し、受ける側は「これは攻撃ではない」と冷静に受け止める土壌を作ります。
ステップ②:「主観」を排除する言語トレーニング
- フィードバックの際に使いがちな曖昧な言葉を徹底的に排除し、具体的な「事実(データポイント)」で語る練習を行います。
- これにより、感情的な摩擦を最小限に抑え、本質的な課題にフォーカスできる会話を実現します。
ステップ③:フィードバックを「双方向の贈り物」にする
- 上司から部下へだけでなく、リーダー自らが「自分へのフィードバック」を求めることを評価制度や定例ミーティングに組み込みます。
- フィードバックが「特別なイベント」から「日常の改善ツール」へと変わることで、組織の自己修正機能が最大化されます。
3.優れたフィードバックがもたらす圧倒的な成果
- 人財の成長スピードの加速:具体的かつ建設的な指摘が日常的に行われるため、社員が自分の課題を正確に把握し、自律的に改善を繰り返すようになります。
- 「心理的安全性が高い」組織風土の醸成:リーダーが自らフィードバックを求める姿勢を見せることで、部下も安心して発言できるようになり、組織内の信頼関係が飛躍的に深まります。
- 生産性と品質の劇的な向上:事実に基づいたコミュニケーションが徹底されることで、曖昧な指示によるミスが減り、チーム全体の出力が最大化されます。
フィードバックは「組織の血液」です
フィードバックが滞る組織は、情報の循環が止まり、やがて機能不全に陥ります。
成功の鍵は、適切な方法で「言いにくいこと」を伝えること、そしてリーダー自身が「素直に聞く耳」を持ち、フィードバックを自分からも求めることです。
バリュー・コア・コンサルティングは、科学的エビデンスに基づき、貴社のリーダーが「贈り物としてのフィードバック」を使いこなし、社員が自ら輝き出す「成長し続ける組織」へと進化するまで、徹底的に伴走いたします。
伝え方を変え、聞き方を変えれば、組織は変わる。 その確かな変革を、私たちと共に始めましょう。
- なお、本コラムにおけるTED動画の解釈は、弊社独自の観点によるものであり、内容の一部を抜粋してご紹介している点をご承知おきください
経営コンサルティングサービスのご案内
弊社(株式会社バリュー・コア・コンサルティング)では、以下5つのサービスを提供しております。
- 総合経営コンサルティング
- 勝ちパターン構築プログラム
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