一見便利なファンドラップ、だけど隠れコストもあり実質2段階以上のコストって? 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、2年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第113回目になります。
今回はアクティブ型運用について執筆いただきました。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
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インデックス運用は投資家にとって嬉しい側面を沢山持った運用方針でした。
(* 前回投資初心者さんが執筆したインデックス記事はページ下部よりアクセス可能です)
一方、インデックス運用を上回る成績を目指す運用方針があるなら素晴らしいと思いますよね。
実際にアクティブ運用を勧める証券会社もあるのです。
本当にアクティブ運用の方がいいのでしょうか。
アクティブ型運用とコスト
そもそもアクティブ型運用とは、何でしょうか。
簡単にいえば指数を上回ることを目的とした運用方法です。
インデックス型運用は指数との連動を目的としています。
ここが大きな違いですね。
アクティブ型運用は指数を上回ることを目的としているので、*良さそうに見える、のは確かです。
(*注 コラム執筆者である、”投資初心者さん”の見解です。以下も同様)
問題はコスト。
コストは利益を押し下げます。
利益が出ても手数料で持っていかれるからです。
アクティブ型運用はインデックス運用よりも手数料が高く設定される傾向があります。
アクティブ型運用では、個別の情報を知らないといけないですよね。
そうなると調査などが増える傾向があります。
インデックス型運用と比較すると、信託報酬が1%以上も違うことがあるのです。
リターンが出たとしても、コストが食ってしまい、結果元本割れする可能性もあるのです。
これではもったいないと思いませんか?
アクティブ型の9割はインデックス型に届かない!?
信託報酬に1%の差があるなら、利益が1%以上高ければいい。
確かにそれもまた事実ですが、*そんなうまくいきません。
アクティブ型運用はインデックス型運用よりも成績が悪い。
この事実がデータとして存在するからです。
日本ではあまり報道されていない話ですが、S&P ダウ・ジョーンズインデックス社が公表しているデータがあります。
SPIVAの内容です。
アクティブ型投信の運用結果が目標とするベンチマークと運用成績を比較してみましょう。
残念ながら、20年という長期間では9割以上が届いていないのです。
約1割のアクティブ型投信のなかには違うものがあるかもしれません。
それでも、9割がベンチマークに届かないことが分かっている。
それでもアクティブ型に投資したいと思うでしょうか?
メリットが多い低コストインデックス運用
ベンチマークに負ける確率が高い上に、ムダなコストが増えていく。
コストは、利益を押し下げ、最終的リターンは小さくなる。
低コストのインデックス型運用は、アクティブ型運用よりデメリットが少ないと言われる理由がわかる部分でした。
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、アクティブ型について執筆いただきました。
前回執筆のインデックス型記事はこちら https://mbp-japan.com/tokyo/ria-japan/column/5153011
世界ではアクティブ型を解約し、インデックス型へ移行する流れがどんどんと加速しています。
RIA JAPANでは低コストのインデックス運用を広げるべく様々な情報を発信してきました。
下記のリンクより発信してきたコンテンツが閲覧可能です。
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世界の時流のインデックス運用とは?【トクするおカネ学】
・マイベストプロ
アクティブ型とインデックス型とは?
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繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第113回目)。
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