国際結婚夫婦の子どもと施行予定の生殖補助医療、メルマガ第205回、2021.10.1発行
メルマガ第160回
インドレストランと外国人コック 2017.9.1発行
行政書士の折本徹と申します。
9月に入りました。
暑い日々が続きますね。
体調に留意されて過ごしましょう。
今年も、時期に関係なく(古くても)、新聞・雑誌・書籍に掲載された、
外国人にまつわる内容で、興味深い記事を紹介・簡単なコメントや、
このメルマガは、平成14年(2002年)の10月から発行しているので、
過去と現在は、どのように違ってきているのか、の視点で書きたい、
とも考えています。
2017.8.17のキャリコネニュースによると
タウンページでの「インド料理店」を人口約10万人当たりの登録件数で見ると、
1位は東京都で3.60件、2位は山梨県で、2.51件なのだそうです。
3位は愛知県で、4位は大阪府、5位は神奈川県と都市部が入り、
以下、茨城県、千葉県、岐阜県、京都府、兵庫県と続くとのことです。
こちらのニュースの分析によると、
・インドは世界一の移民送り出し国で、2015年には1560万人を送出している
・情報化社会が進むにつれ、IT人材が豊富なインド人移民は増加すると考えられる
・インド人は食に関しては保守的で、異国に住んでもインド料理を食べたがる傾向が強い
・その結果インド食材店ができ、その食材を使ったレストランができ、
その美味しさに目覚めた地域住民が増えることでインド料理の店舗件数は世界中で増えている
と記載されています。
勿論、インドレストランが多いから、インド人の人口が多い地域だとか、
インド人のレストランの経営者が多いとか、と単純には結び付けられないと思います。
ただ、東京都の場合は、江戸川区の西葛西に多くのインド人が暮らしているので、
都内の東部地域にはインドレストランが多いのかな、と個人的には感じます。
2位の山梨県は意外な感じがしますが、2015年の国勢調査で、
インド人の居住者数が4位と高いので、インドレストランが増えている、とニュースでは分析しているようです。
そうすると、山梨県を含めて、茨城県や千葉県は、インド人にとって、
住みやすい地域なのかな、と推測できます。
個人的な感覚ではあるのですが、東京都23区内の賑わいのある駅前商店街には、
たいてい1軒は、インドレストランがあり、
日本人はカレー好きなので、それなりに繁盛している、という印象を持ちます。
インドレストランの経営者ですが、意外と思われそうですが、外国人の経営者もいます。
例えば、インド人、ネパール人、スリランカ人、バングラデシュ人。
元々、コックで入国してきて(在留資格は「技能」)、
「腕には自信があるから、日本でお店を持ちたい」と独立する人達もいます。
尚、インドレストランの外国人コックは、インド人だけかと思ったかもしれませんが、
実は、上記のように、インド周辺の国々のコックもいまして、日本で職に就いています。
むしろ、インド人コックよりも、こちらの国々のコックの合計数の方が、
多いのではないのかな、と思います。
そういった人たちが独立する、又は、したかもしれませんし、
日本で成功した同国人がオーナーになって、レストランを始めることもあるでしょう。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
このメルマガも、平成14年(2002年)の10月から発行していて、
何気に、15年目に入りましたので、今後も引き続きよろしくお願いします。
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