メルマガ第106回、2012.11.1発行、在日本のブラジル人の統計
行政書士が綴る国際結婚「フィリピーナに恋して」第104回
在日本のフィリピン人にまつわる統計 2012.9.1発行
行政書士の折本徹と申します。
もう暫く、暑い日が続くようです。頑張りましょう。
前号まで、外国人にまつわる法律の改正の話をしました。
馴染みの無い言葉や文章でしたので、読むだけで疲れてしまったと思います。
今回は、ざっくり数字の話です。
在日本のフィリピン人にまつわる統計です。
フィリピン人の外国人登録者数です(入国管理局の発表です)。
平成19年12月末 202,592(外国人登録者数全体2,152,973)
平成20年12月末 210,617(2,217,462)
平成21年12月末 211,716(2,186,121)
平成22年12月末 210,181(2,134,151)
平成23年12月末 209,376(2,078,508)
平成23年3月の東日本大震災以降、大幅に減少しているわけではない、
ということがわかりますね。
フィリピン人の新規入国者数です(入国管理局の発表です)。
平成19年 84,198(全体数 7,721,258)
平成20年 75,651(7,711,828)
平成21年 61,100(6,119,394)
平成22年 66,120(7,919,726)
平成23年 51,006(5,448,019)
平成22年に、いったん増えましたが、こちらは、減少傾向ですね。
フィリピン人の不法残留数(各年とも1月1日現在。入国管理局の発表です)
平成20年 24,741(全体数 149,785)
平成21年 17,287(113,072)
平成22年 12,842(91,778)
平成23年 9,329(78,488)
平成24年 6,908(67,065)
こちらは減少傾向ですね。
日本人とフィリピン人の国際結婚件数(厚生労働省の発表です)
平成18年 夫日本人・妻フィリピン人 12,150
妻日本人・夫フィリピン人196 (夫妻の一方が外国人44,701)
平成19年 妻フィリピン人 9,217 夫フィリピン人 162(40,272)
平成20年 妻フィリピン人 7,290 夫フィリピン人165(36,969)
平成21年 妻フィリピン人 5,775 夫フィリピン人156(34,393)
平成22年 妻フィリピン人 5,212 夫フィリピン人138(30,207)
再婚も含んでいるのでしょうが、日本人とフィリピン人の国際結婚は減少傾向ですね
(全体でも減少傾向)。
父母の国籍別にみた出生数(もう片方の親は日本人。厚生労働省の発表です)
平成19年 父日本人・母フィリピン人 5,140
母日本人・父フィリピン人155(父母の一方が外国人24,177)
平成20年 母フィリピン人 4,623 父フィリピン人 166(23,956)
平成21年 母フィリピン人 3,815 父フィリピン人168(22,511)
平成22年 母フィリピン人 3,364 父フィリピン人180(21,966)
父が日本人・母がフィリピン人での出生が減少傾向です。
数字だけ見ていくと、減少傾向なので、現行のままであれば、
日本に住むフィリピン人はそんなに増えず、
日本で亡くなる人や帰国する人が増えてくると、逆に減少するかもしれない、
という感じですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
引き続き、登録を継続していただければ、嬉しく思います。
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何気に、10年目に入りましたので、今後も引き続きよろしくお願いします。
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