【「叱る」と「怒る」の決定的な違い】
こんにちは。
組織コミュニケーション支援コンサルタントの斉川貴子です。
今回のお話は、なぜ私たちは“ちゃんと話しているのに”噛み合わなくなるのか?ということの内容です。
企業ではよく、
「コミュニケーションが足りない」
「もっと話し合いましょう」
といわれることがあります。
でも、実際には、話していないから問題が起きるとは限りませんよね。
上司も話している。
部下も話している。
会議もしている。
それなのに、なぜか噛み合わない。
そんな経験はありませんか?
実は、コミュニケーションの難しさは、「話す量」だけではありません。
私たちはそれぞれ、これまでの経験や立場、価値観が違います。
だから、同じ言葉を聞いても、同じように受け取るとは限りません。
たとえば、上司は「任せたつもり」でも、部下は「放っておかれた」と感じているかもしれません。
「期待しているからこそ伝えた」という言葉も、相手には「責められた」と届くことがあります。
だからこそ大切なのは、
「私はちゃんと伝えた」
で終わらせないこと。
「相手には、どう伝わっただろう?」
「相手は、何を受け取ったのだろう?」
と、一度立ち止まって考えてみましょう。
「伝え方が悪い上司がいる」
「理解力のない部下がいる」
という話にすると、誰かを責めることになります。
そうではなく、
人は、自分が見ているものを基準に話しています。
だから、相手の受け取り方にも目を向けてみませんか?
コミュニケーションは、話した時点で終わりではありません。
相手に届いて、初めてコミュニケーションになります。
今日、誰かと交わした言葉を一つ、思い出してみてください。
その言葉は、あなたの意図どおりに届いていましたか。


