【仲がいいからこそ、言えなくなっていませんか?】

斉川貴子

斉川貴子

テーマ:コミュニケーション

こんにちは。
組織コミュニケーション支援コンサルタントの斉川貴子です。
今回のお話は「馴れ合い」についてです。
あなたの職場を思い浮かべながら読み進めていただけたら嬉しいです。

「うちの職場、仲良いいですよ」
と耳にすることが結構あります。
コミュニケーションが取れているのはいいことですよね。

しかし、その仲の良さの度を超えて
「うちの職場、ちょっと馴れ合いになっているかも……」
そのようなことも時々耳にすることがあります。

「馴れ合い」について今回は一緒に考えてみましょう。

本当は、言うべきことは言ったほうがいい。
仕事とプライベートは、ある程度分けたほうがいい。
仲がいいことと、良いコミュニケーションは違う。

頭では、わかっている。
それでも、なかなか変えられない。

なぜでしょう。

そこには、「今の関係を壊したくない」という気持ちがあるからかもしれません。

これまで一緒にやってきた。
助けてもらったこともある。
嫌いなわけではない。
むしろ、いい人たちだからこそ、厳しいことを言いにくい。
だから、つい「まあ、いいか」と流してしまう。


ここで大切なのは【馴れ合っている人を責めないこと】です。

馴れ合いは

「関係を悪くしたくない」
「相手を傷つけたくない」
「今までうまくやってきたから、このままでいい」

そんな思いから、少しずつ生まれていくこともあります。

でも、その「まあ、いいか」が積み重なると、仕事の基準まで少しずつ曖昧になっていきます。

本来なら確認することを確認しない。
注意すべきことを注意しない。
決めたことが守られなくても、誰も言わない。

気づけば、職場の空気は穏やかなのに、仕事はなぜか締まらない。
だからといって、「もっと厳しくしよう」「距離を取ろう」というのも違う・・・。

大切なのは【関係を壊さずに、仕事に必要なことを言える関係に変えていくこと】

「仲がいいから言わない」のではなく、
「仲がいいからこそ、ちゃんと言える」。

そのためには、いきなり大きなことを変えなくてもいいのです。

「これ、どう思う?」
「ここは、こうしたほうがいいんじゃないかな」
「次はこうしてみようか」

そんな小さな一言から、仕事のための対話を増やしていく。
もちろん、馴れ合いが目立ち、明らかに仕事の手が止まっていたり生産性が上がっていないのであればはっきりと注意しなければなりません。

コミュニケーションは、仲良くするためだけのものではありません。
人間関係を大切にしながら、仕事にもきちんと向き合う。
そのバランスが取れてこそ、組織は健やかに動き始めるのではないでしょうか。

「わかっているけど、変えられない」

もし、そう感じているなら、まずは今日ひとつだけ。
「まあ、いいか」で終わらせていたことを、言葉にしてみませんか。

その小さな一歩が、馴れ合いではなく、信頼でつながる関係へのきっかけになるかもしれませんね!

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斉川貴子
専門家

斉川貴子(司会)

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◆組織コミュニケーション支援コンサルタント企業の情報の流れや人間関係を改善し、風通しの良い働きやすい環境づくりをサポート。組織の現状を把握しながら研修の企画・実施、経営者の方々への伴走サポート。

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