【忙しい管理者でもできる!日常のちょっとした一言が信頼につながる】
組織コミュニケーション支援コンサルタントの斉川貴子です。
今回は『見えないコスト』についてのお話です。
最近、社内のコミュニケーションが不足している」と感じることはありませんか。
コミュニケーション不足というと、「会話が少ない」「雑談がない」といった、人間関係の問題として捉えられがちです。
しかし、企業にとって本当に注意したいのは、その先に発生する「見えないコスト」です。
例えば、
上司と部下の認識がずれていれば、仕事の手戻りが発生します。
質問や相談がしづらい職場では、小さな問題が放置され、大きなトラブルにつながることもあります。
また、「どうせ言っても仕方がない」という諦めは、社員の主体性を奪い、組織の活力を低下させます。
さらに、
・意思決定の遅れ
・チーム間の連携不足
・社員の孤立感 など、
コミュニケーション不足による損失は多岐にわたります。
ここからが本題!
では、どのようにすればよいのでしょうか。
第一に、「話す機会」を意図的につくること。
忙しいからこそ、上司と部下が短時間でも定期的に話す場を設けることが重要です。
第二に、「伝える」だけで終わらず、「相手にどう伝わったか」を確認すること。
「分かった?」ではなく、「どう理解した?」と問いかけることで、認識のズレを早い段階で発見できます。
第三に、「相談していい」「意見を言っていい」という空気を、日頃のコミュニケーションからつくること。
特別な制度を導入する前に、上司が部下の話を遮らずに聴く、意見に対してまず「ありがとう」と受け止めるなど、小さな行動の積み重ねが組織の文化を変えていきます。
これはハラスメント防止にも繋がりますね。
コミュニケーションは、人間関係を良くするためだけのものではありません。
人と人の認識を合わせ、情報を共有し、問題を早期に発見し、人を動かす。
コミュニケーションは、組織の成果を生み出すための重要なマネジメントスキルです。
「忙しいから話す時間がない」のではなく、話さないことで、もっと多くの時間を失っているかもしれません。
コミュニケーションは奥が深いですね。
ぜひ、話す機会を増やすことで見えないコストの削減に取り組んでみましょう!


