【クレーム対応の基本の「き」】
組織コミュニケーション支援コンサルタントの斉川貴子です。
今回のテーマは「1on1ミーティング」
1on1ミーティングの目的は、部下の成長促進、信頼関係の構築。
評価面談とは違い、メンバーのための時間です。
管理職の皆さん。
日頃おこなっている1on1ミーティングは、組織やチームのパフォーマンス向上に欠かせない重要なコミュニケーションの場になっていますか?
以前から、1on1ミーティングで部下の成長を促すためには上司の傾聴やコーチングなどのスキルが重要であることは指摘されていますが、現場では今も
「準備不足やスキルの不足から、十分に効果的な1on1を実践できていないのでは・・・」
「改善の余地がある」
と感じている管理者は少なくありません。
そう感じるのは、管理者自身が1on1のスキルを学ぶ機会が少ないからではないでしょうか。
部下の話を聴くにもスキルがあります。
1on1で上司が行うことは、まとめると3つ。
・聴く
・質問する
・伝える
その中の「聴く」について。
相手の話を聴くスキル『傾聴』は、じつはとても難しく、奥が深いものです。
傾聴とは、相手をありのまま受け入れ、共感的に話を聴くこと。
なので、話を遮ってはいけません。
話の途中で「こうすればいいんじゃないか」とアドバイスを入れたくなりますが、
まずは、相槌・頷きで最後まで聞く姿勢をとりましょう。
遮ってしまいそうな時には「なるほど」「そうなんだ」と相槌の言葉を入れる。
そこで注意すべきことは、自分の考えや気持ちは入れないことです。
人は頭の中で考えていることを<話す>ことで、頭の中が整理され自己理解が進みます。
また、共感的に最後まで話を聴くことで相手は「話しても大丈夫」「理解されている」と感じます。
そこから『信頼関係』が芽生えます。
傾聴を通じた信頼関係の構築が、全ての土台となるのです。
話を聴くにしても話のテーマは自由ですから、まずは「事前準備」をしっかり行ないましょう。
議題や質問案を用意し、会話の目的を明確にしておくことで、スムーズに進められます。
現代の組織では、多様な働き方や価値観が共存しており、管理職に求められるリーダーシップも一層重要になっています。
特に、部下のやる気やパフォーマンスを引き出すには、ただ指示を出すだけでは不十分です。
部下の本音を引き出し、行動の変化や離職リスクを防ぐためには、1on1ミーティングは有効なものにしたいですね。


