【「整理」「整頓」は具体的には何をすること?】
こんにちは。
組織コミュニケーション支援コンサルタントの斉川貴子です。
「アンコンシャス・バイアス」って聞いたことありますか?
今回は、誰にでもある【無意識の偏見・思い込み<アンコンシャスバイアス>】についてのお話です。
リーダーであれば特に気をつけなければいけないものなので、コラムにしました。
あなたの部下に対するその評価、本当に「仕事」を見ていますか?
「いつも明るいから、仕事もできる人なんだろうな」
「若いから、新しいことにも柔軟に対応できそう」
「ベテランだから、これくらいできて当然かな」
私たちは日々、知らず知らずのうちに人を見て、判断しています。
こうした「きっとこうだろう」という無意識の思い込みを、【アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見・思い込み)】といいます。
例えば、
会議でよく発言する人を見ると、「積極的で仕事ができる」と思ってしまいませんか。
では、発言が少ない人は、仕事への意欲が低いのでしょうか?
もしかしたら、誰よりも事前準備をしているかもしれません。
目立たないところで、周囲を支えているかもしれません。
「感じがいいから」「しっかりして見えるから」という印象だけで評価すると、見えにくい努力や貢献を見落としてしまうことがあります。
アンコンシャス・バイアスとは、
自分自身の過去の経験や育った環境、周囲の影響などから無意識のうちに形成される「物事の捉え方や見方(無意識の思い込み)のことです。
したがって誰にでもあるもので、これを人の体から取り除くことはできません。
無意識の偏見で評価をしては、当然のことながら正しい評価になりませんよね。
そして、評価される側のモチベーションも下がり、離職につながる恐れもあります。
アンコンシャス・バイアスは特に管理職の方々は『自分はどのようなアンコンシャス・バイアスがあるのか』を知っておくことが大事です。
評価をするときに、ほんの少し立ち止まってみませんか?
□ 具体的な行動や成果を見ている?
□ 年齢や性別、働き方に引っ張られていない?
□ 過去のイメージを重ねていない?
□ 目立たない頑張りにも目を向けている?
そして、もう一つ。
「もし自分が評価される側だったら、この評価をどう感じるかな?」
評価は、点数をつけるだけではありません。
その人の頑張りや強みを見つけ、これからを一緒に考えるためのコミュニケーションでもあります。
あなたは今、目の前の人を「思い込み」ではなく、その人自身として見ていますか?
ほんの少し立ち止まって、改めて考えてみませんか。
その小さな意識が、互いを理解し、認め合える職場につながっていきます。


