【人を惹き付ける人は言葉を言い切る】
こんにちは。
組織コミュニケーション支援コンサルタントの斉川貴子です。
今回は、何気なく言ってしまう「普通はさ〜」の『普通』についてのお話です。
「普通はこうするよね」
「これくらい、言わなくても分かるでしょう」
「社会人なら、それくらいできて当然」
職場で、つい口にしてしまうことはありませんか?
そして、言ったあとに「どうして分かってくれないんだろう」と、少しイライラしてしまう。
そんなこと、ありませんか。
でも、もしかすると、
相手が「分からない」のではなく、あなたとは違う「普通」を持っているだけなのかもしれません。
私たちは、自分がこれまで経験してきたことを基準に、物事を考えます。
「こうするのが当たり前」
「これが常識」
そう思っていることほど、自分にとっては自然なことなので、わざわざ疑うこともありません。
だからこそ、相手の行動が自分の「普通」から外れていると、「なぜ?」と思ってしまうのです。
たとえば、上司にとっては「分からなければ聞くのが当然」でも、部下からすると「忙しそうな上司には、なかなか声をかけられない」ということもあります。
どちらが正しいのでしょうか。
きっと、どちらも間違いではありませんよね。
ただ、見えている景色が違うだけ。
職場には、年齢も経験も価値観も違う人がいます。
だから、「普通」が違うのは、ある意味で当たり前。
大切なのは、自分の「普通」を捨てることではありません。
「私はそう思う。でも、相手はどう感じているんだろう?」
そうやって、ほんの少しだけ相手の側に立ってみること。
その一呼吸があるだけで、「どうしてできないの?」という言葉が、「どうしたら伝わるだろう?」という言葉に変わることがあります。
コミュニケーションは、相手を自分の「普通」に合わせることではありません。
違う「普通」を持つ人同士が、分かり合おうとすること。
今日、誰かに「普通はこうだよ」と言いたくなったら、ほんの一度だけ立ち止まってみましょう。
「その普通は、相手にとっても普通だろうか?」
その一呼吸から、職場のコミュニケーションを変えていきませんか。


