経営者が育む社員との絆 ~ ハーレー社労士の成功への道「社長の右腕(4)」
皆さん、こんにちは。ハーレー社労士こと、社会保険労務士の桐生英美です。
中小企業の社長の皆さんは、毎日お一人で何役もこなすお忙しい時間を送っていらっしゃることと思います。
「信頼できる部下、あうんの呼吸で考えが伝わって、自分の右腕となって働いてくれる社員がいてくれたらなあ。」
と思っていらっしゃる社長さんはたくさんおられるでしょう。
「社長の右腕」というと、一般的には「側近中の側近」というイメージでしょうか。
しかし、私は、「社員全員が社長の右腕」となるような会社づくりをお勧めしています。
「人を大切にする会社」ではそれが可能なのです。
人はそれぞれ、願望を持っていますね。
もし、頭の中に願いを作り出す装置「願望メーカー」というものがあったら、社長のあなたは何を書きますか?
「売上げを伸ばしたい」「会社を大きくしたい」等でしょうか。
その中に、社員一人ひとりの幸せを願ったフレーズはありましたか?
社員一人ひとりの顔と名前を思い浮かべて幸せを願うことはできましたか?
ここが肝心です。
社長の側から、社員を日々気にかけ、積極的に言葉を交わしていきましょう。
会議や面談、日々の執務を通して、社長の考え方を共有してもらうように努めましょう。
さらに、社長自身の努力や成長を見せることで、社員は「あの社長のようになりたい」と
憧れの気持ちを持ってくれるようになります。そうすれば社長の思いは社員に浸透していきます。
社員は社長のファンとなって、会社運営に協力的になってくれます。
社員自身の願望メーカーに「いい仕事をしたい」「営業成績を上げたい」等というフレーズが出てくるでしょう。
つまり、「社長の右腕」となって働いてくれるようになるのです。
回り道と思うかもしれません。
しかし、会社経営にとって、社員を大切にすることはまさしく王道なのです。
弊社では、こうした社内コミュニケーションの取り方や人材教育などのご提案もさせていただいております。
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