9月の入塾は、特にこんな方たちに向いています!
最寄りの文京六中で、昨日期末テストが終わりました。中間同様、好成績についてはご報告致しますが、早い科目で今日から結果がわかりますので、すこしお待ち下さい。みんなに「手応え」を聞いているものの、その段階では人それぞれ、ポジティブな人は「手応えあり」と答えてくれますし、慎重な人は「あまり手応えがない」という答えになります。これも人の世の常、テストが返されるまで、結果は神のみぞ知る、ということです。
神頼みの心境で結果を待つ、と言えば、入試の合否の報せを待つ時が当然一番ですが、それと同じくらい、まもなく判明する中3生の「仮内申」の出る日に、気を揉みます。都立高校の合否の見通しもそこでかなりつきますし、人によっては私立高校の単願推薦や併願優遇の取れる取れないが決まるからです。ですから六中の子たちには、「仮内申をもらったら帰りに寄るように」と今から指示をしてあります。このなりわいも23年目、酸いも甘いも噛み分けているとはいえ、一人一人の子たちにとっては初めての、人生を大きく左右する関門ですから、彼ら彼女らと同じく、もしかしたらそれ以上に、どきどきしながら結果を待つ、この時期であります。
さて、都立高校を受験するみなさん。自校作成校志望の人は別ですが、共通問題実施校を受験する人たちは、期末が終わったからといって、難問へのチャレンジなどは、絶対しないようにして下さい。理由を説明します。
画像は湯島天神さまの石段です
共通問題実施校の最難関、小山台、駒場、竹早(23区内)を受験する人の素内申点が9科40(5科23、4科17)である場合、300点換算では263点となります。すると小山台の「合格の目安」860点を取るためには、入試本番で426点が必要になります(スピーキングテストは省いています)。1教科平均85.2点です。この85点分を、各問題の難易度「易」の方から順に積み上げた場合(易しい順にすべて正解すれば)、国数英社理の5教科どれを取っても、「難問」は1つもないのです。
むしろ、全体をならして考えれば、1・2年領域をベースとしている問題が、55~60%を占めています。例えばわかりやすい社会なら、6問ある大問のうち1問は世界地理(1年)、1問が日本地理(2年)、1問が歴史(ほぼ1・2年)である上、完全に3年の領域である公民は1問だけです。あとの大問2つは総合、融合的問題とされていますが、特に大問1の問1など、完全に日本地理と言っていい国内の地形図と写真の組み合わせなどが、非常によく出題されています。
また数学では、大問1の配点46点の中に、2~3問(10~15点分)、平方根や二次方程式、円周角の定理などの3年領域の問題が含まれます。大問3は一次関数か二次関数(多くは組み合わせ)、大問4は平面図形で、「合同」か「相似」の証明が7点分出ます。そして大問5は3年領域の内容をフルに使った空間図形ですが、大問2は見た目むずかしい、柔軟な思考力を求められる問題ではあるものの、解くためには一次方程式を使いこなす力も必要であることが多いです。
従って、共通問題実施校を受験する人は、少なくとも年内は、1・2年の復習確認を徹底した方が、合格するための点数を取れる確率がずっと高くなるのです。もちろん基礎ができていても全問正解できるとは限りませんから、1・2年の復習確認が十分できたら、応用問題、過去問のむずかしい問題まで、しっかり解く必要があります。しかし年が明けてからも、まだひと月半の時間があるのです。まずは基礎、1・2年の復習確認を、しっかりやりましょう。共通問題実施校を受ける人には、それこそが合格の秘訣です。
2025‐26冬期講習説明会のご案内
冬期講習説明会、11月分の日程は以下の通りです。多くの方のご来訪をお待ち致しております。
◇冬期講習説明会 日程
11月22日(土) 10時50分~ / 17時40分~
11月24日(月・祝)13時00分~
11月29日(土) 10時50分~ / 13時00分~ / 17時40分~
※中3生に関して、個別指導以外にも、多少ご相談できる体制となりました。所要時間は各回とも50分程度の予定です。また予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。時間が合わない方は、前後の平日に対応致しますので、メール・電話でご相談下さい。
◇電話番号は以下の通りです。
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。
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