都立高校差し替え前倍率が出ました。取り下げは12日です!

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 7日夜に、願書締め切り時点(差し替え前)の倍率が出ました。かねて「旧第4学区」の注目校としてお知らせしている豊島高校は、校長会調査の時点でも2倍を超えていましたが、この差し替え前の段階でも、2.23倍となっています。倍率が高い学校は、取り下げ・再提出でおおむね下がる傾向にあるのですが、豊島高校は昨年、差し替え前の2.37倍から取り下げ・再提出後の最終応募倍率で2.42倍と上がりましたので、今年もどうなるか、予測のつかないところです。

 さて、これまでにもお伝えしている通り、願書の取り下げ・再提出の意味するところは「志願変更」です。はじめに出願した高校(第一志望)の倍率が高い場合、多少とも合格しやすそうな高校(第二志望)に、願書を出し直すことができるのです。日程としては、願書取り下げが12日水曜日(午前9時~午後3時)、再提出が13日木曜日(午前9時~正午)です。12日の取り下げの日は私立高校の受験で受験生本人が取り下げに行けないケースもあるでしょうから、保護者の方が綿密に準備をなさっておいて下さい。

 今のこのタイミングでは、わずかな受験生の増加(再提出)で大きく状況が変わるため、軽々に「どこの倍率が高い、低い」というようなことは言えませんが、ざっと見わたした限り、進学指導特別推進校、進学指導推進校クラスの高校は各校とも倍率が高く、適切な再提出先を見つけるのは難しそうです。

 また、A高校の倍率が高いからB高校に志願変更した、と言っても、B高校に必ず合格できるわけではありません。併願優遇ほかの私立の併願校の状況を含め、自分が本当に行きたいのはどの高校か、最後は自分ですべての結果を引き受ける覚悟をもって、受験生本人が、取り下げ・再提出をするのかどうか、再提出先はどこにするのかを決めるしかありません。入試そのものの結果も同じですが、取り下げ・再提出も、それが吉と出るか凶と出るか、ふたを開けてみないことにはわからないのです。

 15歳の受験生のみなさんにはいささか荷の重い、大変な選択ではありますが、自分を信じ、覚悟を持って下した決断には、きっと結果がついて来ます。自分にとっての最善の道を、真剣に考えて見つけて下さい。応援しています。


国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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小田原漂情
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小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

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