「長崎の鐘・新しき」をあと1か月間追加公開致します。

小田原漂情

小田原漂情

テーマ:小田原漂情

 1945(昭和20)年8月9日午前11時2分、長崎市の浦上上空で原子爆弾がさく裂しました。長崎医科大学の助教授でいらした永井 隆博士は、その原爆のために奥様を失くされ、ご自身もすでに患っておられた白血病に加えての被爆の際の火傷、原爆症の症状をおして、被爆者の治療と、子どもたちを守ることに力を尽くされました。博士がご自身の被爆体験をまとめられた本が「長崎の鐘」で、1949(昭和24)年に出版されています。

 そして同じ1949(昭和24)年、同じ「長崎の鐘」のタイトルで、サトウハチロー作詞、古関裕而作曲、藤山一郎歌の流行歌も発売され、多くの人々の心を動かしました。

 言問学舎では、昨年、2023(令和5)年8月に、広島、長崎に投下された原爆と、戦時中学業を中途で打ち切られ出征を余儀なくされた上戦死された「戦没学徒」のことを子どもたちに知ってもらうため、『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力 小学5年生以上対象3』を刊行し、その付属DVDに、私自身が「長崎の鐘」を歌って収録しました。永井博士がサトウ、古関、藤山のお三方に贈られた短歌「新しき朝の光のさしそむる荒れ野にひびけ長崎の鐘」に藤山一郎先生が曲をおつけになった「新しき」もつづけて歌い、「長崎の鐘・新しき」としてあります。

 この「長崎の鐘・新しき」をDVDにおさめるためにはJASRACおよび日本コロムビアから許諾を受け許諾料・専属解放料を納付しましたが、別途YouTubeで公開するにあたっても、日本コロムビアに専属解放料を納付する必要がありました。そのため2023年は7月20日~9月19日までの2か月間、公開しました。そして、今年2024年も、原爆死没者の方々への追悼の意を表すため、8月1日~9月30日の2か月間の予定で公開してまいりました。

 まもなくその期限である9月30日となりますが、今年は昨年以上に好評をいただいており(昨年2か月間で278回再生だったところ、今年は9月28日正午の時点で460回再生となりました)、また10月に長崎で得がたい機会があることから、日本コロムビアに1か月追加の許諾をいただき、10月31日まであと1か月、追加で公開することと致しました。

 ぜひお目通し下さいました上、「拡散」していただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
「長崎の鐘・新しき」小田原漂情歌唱


長崎の鐘サムネイル


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小田原漂情
専門家

小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

小田原漂情プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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