注目の本郷中学校・2月1日入試の<その後>
8月26日の本欄「小学4年生は、『読む力』を大きく伸ばせる時です~秋はさらに重要です」でご紹介した、7月の首都圏模試の国語で偏差値平均57を取った現小5の2人のうちの1人が、9月1日の第2回首都圏模試を受け、今回は国語の偏差値を68にまで伸ばしました。前回はその子は61でしたから、得点は大きくは変わりませんでしたが、偏差値を7上げたことになります。
もちろん前回お知らせした7月の受験当時同様、特別に首都圏模試のための特訓などをしたわけではありません。対策としては昨年の同じ月の過去問を一度解かせただけです。その他の授業は『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力』高学年用の第1巻と、夏期講習中は学校の夏休みの宿題として提出する読書感想文指導をメインでやりました。うち読書感想文指導は小田原が主担当ではなく、言問学舎の講師歴6年半(大学在学中を含む)、都内の私立中・高での国語教員歴7年半の経験を持つ講師が担当しています。力量のある講師が言問学舎の指導法の枠組みにもとづいて力を発揮し、生徒にしっかりした感想文を書かせた上、模試での成績アップにも貢献したのだと言えます。
またその子が書いた読書感想文の課題の本は、以前長く言問学舎の事務を担ってくれたスタッフが友人であるという大矢純子さんの『ハロー、マイフレンズ』(朝日学生新聞社)です。大矢さんと、本を送ってくれた元スタッフへのお礼をかねて、紹介させていただきます。いい本です。
さて、タイトルに示した通り、その生徒は今回のしゅともしで、4科偏差値70をマークしました。国語以上にかせいだのが理科で、偏差値70を取っています(算数と社会はどちらも偏差値67、理科が70で、4科70となりました)。理科が特別に得意だというわけではありませんが、7月のしゅともしと比べると、国語以上の伸びがありました。理科については、やはり社会人の講師で、高校と中学の理科の教員免状を持っている者が担当しています。また、4科すべて偏差値67以上を取っており、全教科において夏期講習の成果が出る時期であることをふまえると、算数を含め各科の講師の指導が功を奏したのだと考えられ、塾としても大変うれしいところです。気になる志望校判定も、第一志望40%、第二志望50%がつきました。
その生徒には、これから成績には波、浮き沈みがあり、上がりつづけることは考えないようにと教えました。また当然ながら、みんながみんなこのような成績の伸びをみることができるわけではありません。ただこの生徒は、教科書・テキストに直接書かれていない行間を読むことと、類推をして解くことに長けています。それには、4年生の時から『国語のアクティブラーニング 音読で育てる読解力』の学習を重ねていることが、かなりの部分で役に立っていることと思われます。今後の道のりで波があるのは当然のこと、ずっと全科で良い点数、高い偏差値を取っていければそれにこしたことはありませんが、時に足踏みする科目があっても、何かでもっと良い点数、偏差値をマークすることができるよう、良い素質を持った生徒をさらに伸ばしていくことに、塾としても大きな責任と希望とを感じています。
またこの生徒を含め、言問学舎の中学受験生は夜8時20分までの時間割で、週480分の授業時間で受験勉強をすすめています。「晩ご飯は家で家族と」をモットーにする言問学舎でこのような好成績を実現している秘訣を、入塾説明会で詳しくお話し致します。9月期入塾説明会/国語の相談会は以下の日程です。平日の個別相談も受け付けます。
◇9月期入塾説明会/国語の相談会のご案内
・9月14日(土) 13時00分~
・9月16日(月・祝) 10時50分~/13時00分~
・9月21日(土) 13時00分~
・9月23日(月・祝) 10時50分~/13時00分~
※所要時間は50分程度の予定です。また予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。時間が合わない方は、前後の平日に対応致しますので、メール・電話でご相談下さい。
・ひきつつぎ感染防止対策継続中のため、ご来塾時は入り口で手指消毒にご協力下さいますようお願い申し上げます(非接触式の消毒器具があります)。教室の机・椅子等は毎日アルコール消毒を実施しております。次回入塾説明会は9月14日(土)13時00分からです。
※注 冒頭ご紹介した首都模試の偏差値は、本人及び保護者の方のご了承を得て書かせていただきました。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
[[言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be]]
[[国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com]]