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小田原漂情

国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師

小田原漂情(おだわらひょうじょう) / 学習塾塾長

有限会社 言問学舎

コラム

夏期講習2024言問学舎・「おすすめできる高校」について

2024年6月29日

テーマ:総合学習塾・言問学舎

コラムカテゴリ:スクール・習い事

 冒頭からタイトルに反することを申し上げるようで恐縮ですが、このような場でみなさんにお話しする場合は別にして、一人一人の生徒におすすめできる学校というのは、あまり多くありません。それというのも、一人の特定のお子さんに「合う」「合わない」というのは、そのお子さん自身が判断する部分が一番大きいですから、安易にここがいい、あそこはどうだとすすめるより、いくつかの候補を提示して、実際に親子で見に行ってもらうという方法を、言問学舎では取っています。

 また、長くお付き合いのある学校は別にして、その学校の「校風」などについては、私どもとて、多くはその学校が発信している広報によって知るわけですから、専門家として分析したり、市場の評価などを加味したりしてはいますが、情報の受け手であることにおいては、受験生や保護者のみなさんと同じです。まずは親子で学校を見に行って下さい、と「おすすめする」のは、当然のことでもあります。

 こうした中で、私が自信を持って「おすすめできる」のは、実際に入学した子たちがどのような高校生活を送ったか、その「生の情報」を持っている学校です。これから入る人の条件(「合う」「合わない」に結びつく諸条件)こそ異なりますが、ある生徒がその学校ゆえに充実した学校生活を送れた、ということは、その学校の空気が子どもたちをそのようにはぐくんでくれたという何よりの証左ですから、これほどたしかな情報はないわけです。

 そのような観点から、都立高校で私が「おすすめできる」のは、北園高校です。この高校に進学した人たちは、みな充実した高校生活を送り、多くの人は勉強も頑張りました。

 最初に行ったのは、言問学舎2期生の男子です。この人は入塾が中3の9月でしたが、そこから基礎のやり直し→応用→発展と猛勉強し、北園に受かりました。入塾時の成績から考えると、4ランク、5ランクアップの合格でした。そして高校入学後も自分でしっかり勉強し、早稲田大学創造理工学部に進学したのです。もちろん本人の努力が一番ですが、北園高校という学校の「水」もぴったり合ったと、当時親御さんが教えて下さいました。

 推薦入試の面接・集団討論が満点で合格、進学した人もいます(250点/250点。ちなみに作文も、235点/250点でした)。この人の面接等満点は、中学で生徒会長、小学校時代からボーイスカウトや落語をやっていたなど、統率力・話術ともすでに十分に培ったものがあったわけですが、高校では部活動で動画や映像制作などに打ちこんで、相当なレベルまでやっていたようです。大学入学後からアルバイト(英語の講師)に来てもらって、さらに事務シフトでYouTubeの手直しなども、手伝ってもらいました。現在大学4年生です。

 そしてもう一人、現在大学3年生の女子は、一昨日「夏から伸びた女子の例」で紹介したうちの一人ですが、この人はやはり推薦で北園に合格し、入試当日に面接が「楽しかったですよ」と返事をくれて、以後言問学舎の面接ありの受験生たちに「面接は楽しく受ける」という秘策をさずけてくれた大きな功績を持っています。高校時代はストリートパフォーマンス部で活躍し、この上なく充実した高校生活だったようです。そして昨年8月からヨーロッパに留学していましたが、このほど留学を終え、昨日現地を発って、ちょうど今日、日本に帰国するところです。ときどき様子を聞いていましたが、向こうでどんな経験をし、どんな勉強をして来たか、教えてもらうのが楽しみです。

 このように三者三様、思い思いの活躍をし、勉強もしっかりやって文字通り「文武両道」で頑張った人たちが、北園高校を「おすすめできる」学校としてくれました。現在1000点満点の合格ラインが815点、素内申40(/45)くらいが目安となる、旧第4学区の「目標校」として、都立志望の人たちにおすすめしています。

 まったく同様の観点から、私立高校も一校、自信を持っておすすめできる高校を上げさせていただくと、それは駒込学園(中/高)さんです。進学した沢山の子たちが全員満足していますし、併願優遇からお世話になって、卒業式で表彰をいただくほど高校生活で活躍した子もいます。本稿ではあまりに長くなりますから、もしよろしければリンク先の記事をお読み下さい。

受験のこもごも/ことし2021年、忘れがたいきらめきをhttps://mbp-japan.com/tokyo/kotogaku/column/5090020/

 夏期講習説明会は来週以降も開催します。平日の個別相談(要予約)も受けつけております。どうぞお早めにご相談下さい。

◇2024言問学舎夏期講習説明会〈6月分日程・7月分日程〉

・6月29日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~

・7月6日(土)  09時50分~/13時00分~/17時45分~ 
          ※午前の会は開始時間変更の可能性があります
・7月13日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~
          ※午前の会は開始時間変更の可能性があります
・7月15日(月) 11時00分~/13時00分~/17時45分~

※各回とも所要時間は50分程度の予定です。また予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。ほか、土曜日のご都合がつかない方は、事前予約制で平日に個別相談を設定致します。

 ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。


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小田原漂情
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[[言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be]]

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http://www.kokugoryoku.com]]

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