9月の入塾は、特にこんな方たちに向いています!
国語力・読解力が向上すると、国語にはじまって全教科の学力が向上する、ということをいく度か述べました。その実例は、言問学舎の満21年の足跡の中に多数あるのですが、直近である昨年、2023年度在籍生の2024年入試の実績の中から、一つの例をご紹介しましょう。
今年4月に千代田区立九段中等教育学校に進学した生徒のご家庭から、適性検査の得点開示の結果をいただいております。ご了承もいただいておりますので、お知らせさせていただきます。
適性検査Ⅰ 60点
適性検査Ⅱ 61点
適性検査Ⅲ 67点
適性検査Ⅰ、Ⅱ、Ⅲとも、手がたく6割を超え、みごとに合格を勝ちとっております。コンスタントにこれだけまとめたことが合格の決め手であったことは、疑いないでしょう(合否判定は、調査書点を含めたトータルの点数になります。また調査書点のもととなる通知表の評定は、5、6年の2年間通して、「大変良い」「良い」ばかりでした)。コンスタントに得点をまとめられたのは、彼が身につけていた「国語力」のなすところも大きいと考えられます。
言問学舎の受験生の得点開示のご報告では、適性検査Ⅰや「国語」の得点が高いことをお知らせすることが多いのですが、今回は適性検査Ⅲが、一番得点が高い結果となりました。理由としては、受験者の性格的なものから、一つ目の試験では緊張が強く力が発揮しきれなかったことも考えられますし、適性検査Ⅰは、最初の問1、問2の配点比率が高く、ここでの得点率が得点全体を大きく左右することが挙げられます。結果から考えると、問題1、2は部分点があまりもらえなかったか、1問は不正解だったのかも知れません。
さて、国語力が全科の学力、すなわち得点力を引き上げ合格をたぐり寄せる、というのは、ここからです。ご存じのように、公立中高一貫校の適性検査は、ⅠだけでなくⅡでもⅢでも、多くの解答が記述式です。従って国語力、文章表現力が弱い受験生は、適性検査ⅡやⅢで表現上の減点を抑え、コンスタントに高得点をマークすることは難しいです。しかしこの受験生は、尻上がりに調子を上げて、Ⅲでは67点まで得点することができました。このコンスタントな得点ぶりに、国語力を鍛えた成果が見事にあらわれたということができるのです。安定した記述力、表現力が、45分×3の長い試験時間中、フルタイムで落ち着いて解きつづける原動力になったはすだ、という意味においてです。
もちろん、受験勉強の段階では、理系の教員がつきっきりで、ⅡやⅢの指導にあたりました。受験生本人も、一般教科の模試において4教科コンスタントに高得点を取っており、オールマイティな力を持っておりました。国語も4年生で入塾した当初から良いものを持っていましたが、入試本番がはじまってからは、意外と本番で緊張しがちだということがわかり、最後は祈るような心境で見守っていたのです。しかし適性Ⅰ、Ⅱ、Ⅲとも60点超という結果で合格してくれたことは、まことに彼らしいと納得できる結果でありました。
公立中高一貫校受験コースも、夏期講習からの受け入れが可能です。夏期講習説明会、もしくは平日の個別相談(こちらは事前予約制)で、ぜひお早めにご相談下さい。夏期講習説明会日程は以下の通りです。
◇2024言問学舎夏期講習説明会〈6月分日程・7月分日程〉
・6月29日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~
・7月6日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~
※午前の会は開始時間変更の可能性があります
・7月13日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~
※午前の会は開始時間変更の可能性があります
・7月15日(月) 11時00分~/13時00分~/17時45分~
※各回とも所要時間は50分程度の予定です。また予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。ほか、土曜日のご都合がつかない方は、事前予約制で平日に個別相談を設定致します。
ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
[[言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be]]
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http://www.kokugoryoku.com]]