10月の入塾は、多くの意味で大チャンスです!
夏期講習に関連して、国語関係のお知らせが多くなりましたから、今日は高校受験を中心に、中学生全般のことをお話しします。
まず高校受験のあらましからですが、私立高校の一般入試以外の入試では、必ず何らかの形で内申点(調査書点)が必要になります。これは都内では、3年2学期の通知表の評定(二期制の場合は後期中間終了時点の評定)に基づくものです。ですから、この一学期の期末テスト、および二学期の中間・期末テストの3回の定期テストの得点を通算したものが、そのベースになります。また、夏休みの宿題を含めた一年間(2学期まで)の提出状況も評定に影響しますから、今回の期末テスト時、さらに夏休みの宿題の出し忘れ、提出遅れがないよう、特に3年生は十分注意をして下さい。
そして都立高校は入試科目が国・数・英・社・理の5教科ですが、私立は国・数・英の3教科です(開成は5教科)。このことから、私立を第一志望にする考えの人が、早くから勉強を3教科に絞るケースも見聞しますが、言問学舎では、これはあまりすすめていません。なぜなら、私立を第一志望とする場合でも、併願優遇を取った方が受験戦略として正解で、その際は5科または9科の調査書点を用いることが多いので、二学期の期末までは社会・理科もきちんと勉強して、評定「5」や「4」を取っておく必要があるためです。
そして、夏期講習で力を入れるべきポイントは、何と言っても数学・英語の1・2年領域の復習確認です。
数学を例に取ってご説明します。検定教科書に基づく区立中では、だいたい平方根が終わるか、その途中までというのが、一学期の進度であると思われます。そのあとは、二次方程式・関数y=ax2(2乗)・相似と、単元がつづきます。
二次方程式はもちろん「方程式」の何たるかがわかっていなければできませんし、関数y=ax2は二次関数(必ず原点を通るもの)ですから、一次関数の変化の割合を知っておく必要があります。相似は合同がわかっていることが前提です。
このように、3年二学期以降の単元は、1・2年次および3年1学期に勉強した力を総動員して理解、実践して行く内容ばかりで、それは英語も同様です。1・2年次にあやふやだったことをそのまま放置して立ち向かえるほど、高校入試は甘くないのです。そのため、過去の弱点を補強するための最期の機会であるこの夏休み、夏期講習は、1・2年の復習確認を徹底することが、前半の最も重要な課題となります。2年生は1年次と2年一学期、1年生は中学入学後、一学期に習ったことの復習が、同様に大切なものとなります。
言問学舎の夏期講習は、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ期制を取っており、Ⅰ・Ⅱ期でだいたい1・2年の復習確認を終え、Ⅲ期で二学期の予習、レベルアップ対策を図る体制です。多くの子たちが、夏休みに大きく学力を向上させ、夢をかなえていきました。
6月期の夏期講習説明会は、以下の日程であと2回、直近は明日22日土曜日の開催です。多くの方のご來塾をお待ち致しております。
◇2024言問学舎夏期講習説明会〈6月分日程〉
・6月22日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~
・6月29日(土) 09時50分~/13時00分~/17時45分~
※各回とも所要時間は50分程度の予定です。また予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。ほか、土曜日のご都合がつかない方は、事前予約制で平日に個別相談を設定致します。
ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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