二十年の歩みをコピーから

テーマ:総合学習塾・言問学舎

 先日もお知らせしましたが、満二十年を迎え二十一年目に入る今年、言問学舎の国語指導の理念を全学年共通で集約することと致しました。以下のコピーが、その共通の理念です。

<お子さんの一生の力となる「真の国語」を、たのしく、ていねいに教えます>

 そのくわしい解説や実際の子どもたちとのかかわり方などは、2月1日のコラムにお目を通していただければ幸いですが、今回は言問学舎二十年の歩みを、創業当初は新聞折込チラシが主体であった広告のコピーの点から、振り返ってみたいと思います。


①<なりたい大人に、なってほしい>

②<すべては生徒のため>

 以上2点はチラシに先立って(創業当初は某フランチャイズ塾の一教室との一体運用だったため、チラシはフランチャイズ塾のものを使用/当時は「国語と文学の教室 評定塾⦅ひょうじょうじゅく⦆としてスタートし、翌2004年より言問学舎に一本化)、ビルの4階にあった教室へ上がる階段に掲示していたコピーです。特に①については、当時通ってくれていた女子小学生のお母様から、後年町でお会いするたびに、「あの言葉の通り自分の夢をかなえています」とお声がけいただいたものです。
 なお①②とも、のちによく似たコピーを目にするようになりましたが、使用当時は一切無関係であります。

③<今、確かな一歩を踏み出そう>

 言問学舎として制作した最初のチラシのコピーで、数年間使っていました。また同じチラシに「ここに確かな『塾』があります」も登場していますが、こちらは今でも言問学舎の入り口看板(プレート)に使用中です。



今、確かな一歩を踏み出そう


ここに確かな「塾」があります


④<「塾」とは?人を育てるところです>

 近年はあまり前面に出していないのですが、これは言問学舎の不変のスタンスであります。このコピーの下に、次の3項目を生徒たちとの約束ごととして記してありました。

 1習ってない→今ここで習えばいいでしょ.
 2わからない→先生とわかるまで勉強しようね
 3.ムリ~→無理なことはやってないの。さあ考えよう

 そして次のフレーズで締めくくっております。

「やさしくて、きびしい」先生が、お子さんたちを待っています。

塾とは?人を育てるところです

⑤<「やる気サイン」を見のがしません>
 
 子どもたちは、勉強がきらいだ、わからないと口にはしていても、あるとき心の奥に何かが芽生え、表面には見せずに「やる気」になっていることがままあるものです。しかし、それを隠したがるのも、思春期までの子どもには往々にしてみられることです。ただ、隠しながらも言葉の端々や、ときおり見せる表情などに、「サイン」を出し、それをキャッチしてほしいと願うものでもあります。その「サイン」を見のがさず、希少な機会をきちんととらえてぐいっと引き上げてあげることで、大幅な学力向上へとつなげることができるのです。これも2000年代のチラシに用いていたものです。

 そして2011年(平成23年)ごろから、<『国語力』こそ、一生の力>が登場し、<国語を学んで「学力」と「感性」を豊かにしよう>などを経て、<国語の力は、一生の力>へと収斂(しゅうれん)してゆきます。①~⑤としてご紹介した理念・方針も揺らぐことなく、言問学舎の二十一年目以降は、これからの子どもたちのために以下の理念を貫きとおし、さらに磨き上げていく所存です。

   <お子さんの一生の力となる「真の国語」を、たのしく、ていねいに教えます>



国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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小田原漂情
専門家

小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

小田原漂情プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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