国語に強い言問学舎・2016夏期講習の特色③<夏こそ勝負!の成功例・中>
ことし令和2年、2020年は、年明けほどなく新型コロナウイルスの感染が国内にも及びはじめ、3月ほぼひと月の小・中・高等学校の休校、さらに緊急事態宣言による休校延長が行なわれたほか、私ども塾業界でも4月は授業実施を見送り、5月からオンライン授業に移行するなど、予想もできなかったような対応を迫られました。
しかもそれは単純な過去形でなく、このところ毎日の新規感染者数だけに目を向けても、緊急事態宣言が出された頃の何倍もの数字にもなっているわけですから、緊急・急迫の度がいっそう増しています。その上、時期としては各種入試が基本的な予定通りにすすめられる前提のもと、受験生たちには文字通り一分一秒の余裕もないわけであり、私ども受験生を預かる立場としても、この年の暮れを例年のようにゆったり迎えることができない状況で、この一文をしたためております。
しかしながら、どんなに苦しい時にでも、明日を信じて力を尽くせば、必ず道がひらけるのだということを、私はずっと子どもたちに教えて来ました。医学に関連して現今よく使われる「エビデンス」、すなわち根拠はどこにあるのだ、ということよりも、信じてすすむ力の強さとありかたを、言問学舎は明年も子どもたちに伝えつづけて行くつもりです。
今年一年、ありがとうございました。明年令和3年、2021年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和2年(2020年)12月30日
言問学舎舎主
小田原漂情