10月の入塾は、多くの意味で大チャンスです!
今日は都立高校の合格発表日。私も久しぶりに、某高校の掲示を見に行きました。大願成就で歓喜の涙を流した方、願いかなわず悔し涙を流した方、それぞれおられたことでしょう。入試の常とはいえ、15歳の心が負った痛手を思うと、こちらも胸が痛みます。今日残念な結果になった方は、時とともに、手痛い経験を前向きの力に変えて、新しい希望への道を歩んでほしいと思います。
さて、直近の問題として、これから都立高校の分割後期・二次募集を検討しなければならない方もいらっしゃると思いますので、公表されていることでありますが、かんたんにご案内をさせていただきます。
◇都立高校 分割後期募集・二次募集の諸日程
願書提出 3月7日(火)
〃取り下げ 3月8日(水)
〃再提出 3月9日(木)
実施日 3月10日(金) ※国・数・英の3教科
合格発表 3月16日(木)
都教委該当ページへのリンク
「二次募集」は、今日の合格発表を受け、明日正午までが各高校の入学手続き締め切りですが、その結果欠員が生じた場合に、欠員分を募集するものです。欠員に対する募集ですから、合格者が全員手続きすれば、二次募集はありません。昨年(2016年)は白鷗高校が8名の募集となり、少々驚かされましたが、それ以前は2013年に町田高校が1名、2008年に竹早高校が1名、2005年に青山高校が2名、募集をしただけで、上位校での二次募集は、あまりありません。
いっぽう「分割後期」は、あらかじめ前期、後期と定員を分けて募集をするもので、この分割後記募集実施校の中では、田園調布高校が最上位になります。受験者の関心の高いところで、ご質問などいただくこともあるのですが、この田園調布高校の「合格ライン」がどれくらいかということについては、率直に言って予測がつきません。「後期の田園調布」の地位が確立しており、上位校で不合格になり、後期を受ける人は、ほぼ全員がここを受けると考えられるためで、どこを受けた人がどれくらい後期で同校を志願するか、まったく読めないのです(前期が北園で合格した方の例は、承知しています)。
分割後期・二次募集の募集人員(二次は有無を含めて)は、明日の夜発表される見通しです。受験される方は、さまざまな条件をよく検討して、間違いのない受験校選びをして下さい。ご質問があれば、わかる範囲で誠意をもってお答え致します。過去問を使った対策講座も実施できます。
なお分割前期は、全日制の実質倍率が1.42倍、普通科男子が1.46倍、普通科女子が1.47倍となりました。前にお話しした男女別定員緩和は、たとえば向丘で実施され、男子が定員116名に対して105名合格、女子は106名に対し120名合格で、男子は実質倍率1.92倍、女子が1.88倍と、倍率まで逆転する男子にきびしい入試結果となっています。
※アップから数時間、分割後期・二次の募集人員の発表が「今夜の見通し」となっておりました。手続き締め切り、集計後ですから、明日の夜発表の見通しです。大変失礼致しました。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP http://www.kotogaku.co.jp/
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